買い物三昧、の巻。

多分、仕事に時間とエネルギーを費やしすぎてしまって
気がつかないつもりでいるうちにストレスを溜め込んでしまっていたのだと思う。
そう、勝手に燃えていたせいだ（苦笑
夏の終わりくらいから、普段以上に買い物したい熱が高くなってしまっていた。

仕事の熱自体は自分で方針を整理したので、とりあえず一休み。
それにしても、いろいろと買ってしまったなぁ。小さいものが多いけれども。
一番最近手に入れたものは仕事先にも履いていけそうなオートバイ用のブーツ。

たまたま安く手に入ったわけですが...

正確な時間を手に入れた。

昼間は少し暖かく感じられることはあっても、朝晩はめっきり冷え込むようになってきた。
秋は、短いんだなぁ。
今年の冬にばっさり枝を落とされてしまったケヤキの巨木も
半年あまりでここまで復活。

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ヘッドフォン≒カメラ。

ふと、ヘッドフォンが欲しくなった。
夏でもそんなに耳が蒸れない大きさで、そこそこ音の良いもの。
電気店に行くと、AKGとかゼンハイザーなんていう懐かしい名前の製品でも
結構小型で安いものが出ているんだなあ。

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その7 - 買物する故に我あり。。

我買物す、故に我あり....凄いね（笑
ロンドンのデパート、セルフリッジにて。
全館SALE中という、刺激の強すぎる状況だったので、早々に退散したけど。

でも、人生なんて、買物の連続だ。
働いて、お金を貰って、そのお金を何かしらのモノと交換して
汗を流したり、頭を悩ませた時間に出来た、心や身体の隙間を埋めていく。
我々は、買物で自らの身体を創り、買物をしながら死んでいくのだ。
買物しない人生なんて...

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プラスティックの活かし方。

少し前に、我が家に一瞬やって来た新しいデジタルカメラ。
RICOHの最新型、R4というモデルだ。
相棒が実家に送るために買ってきて、試運転だけして、長野へと旅立っていった。
箱根で会った時には、もうすっかり使い慣れていたみたいだった。
この大きさのボディに、28ｍｍからの広角で、7.1倍の望遠だなんて、たいしたものだ。
おまけに手ブレ補正まで付いてて、日常のスナップカメラに必要な機能としては
ほとんど完璧なんじゃないだろうか。

でも、ワタクシは、相変わらずどんくさいRX（黒い方）を手放す気になれないのだけれども。

新しいR4のバッテリーの収納部を見たら、びっくり。
外装のパネルの裏側が丸見えなのだ。SDカード挿入部との仕切りも、薄い金属板が一枚だけ。
なんだか、加工されてない機械の裏側を見てしまったような、妙な気分。
小ささ＆機能をこの安さで実現するには、ここまでそっけない造りにしないと、ということか。

あらためて見ると、RXの間抜けな造りは、実直な質実剛健さのようにも感じられて、愛らしいのだ。
バッテリー収納部の蓋なんか、シボ加工した無塗装のプラスティックの塊だものね。
へんに塗装をしてないところなんか、ヨーロッパ製品的な割り切りが感じられて、好ましいと思う。
こういうところも、道具っぽさが感じられて、身の回りにおいておきたいと思う理由の一つだ。

例えば、これ。
普段お世話になっているフィリップスのシェーバーだけれど、一番安い方のグレードなので
全体が無塗装。でも、とても感じの良い質感で、これで十分なんじゃないか、と思う。
こういう普段使いの機能的な製品に銀色とかメタリックなブルーなんかを塗らなくても
いいんじゃないかなあ。

英国の庭園のお土産物コーナーに転がっていた、栓抜き。
あんまり使い勝手はよくないんだけど（苦笑）、プラスティックの触り心地とたたずまいが好きなので
ずっと持っている。こういう樹脂製品の見せ方については、ヨーロッパの人は上手いね。

色は樹脂そのもので表現すればいいのだ。「いずれ剥れてしまう塗装」は道具には似合わない。

これは、近所のホームセンターでたたき売りされていたドイツ製の「高加重用キャスター」。
200円くらいだった。150kgまで載せられて、超コンパクト。表には滑り止めの円盤付き。
赤い部分の色が「レゴ」みたいな綺麗さで、使うかどうかもわからないのに欲しくなってしまった。

で、ハタと気付いたわけですよ。ひっくり返したら、車輪を回すローラーになるんじゃないか、って。
やってみたら、すんなり使えた。これで気軽にチェーンのメンテナンスも出来るというわけです。

☆☆☆

そろそろ携帯電話も、もっと素っ気無いのが出てこないかなあ。。

科学戦隊....

前回の記事に書いた、少し古いグラスのセット。
60年代のものらしい。そう言われると、いかにもそんな色合いに見える。
「今朝、売場に持ってきたばっかりなんですよ！」、なんて上手いこと言われて。
でも、一目で気に入ってしまったのだ。
相棒には、いきなり「ゴレンジャー」と勝手に命名されてしまったのだが。
ひどい（笑

ほら、映画の撮影に使うフィルターのセットみたいじゃない？

淡い緑、淡い青、淡い紫....
うーむ、何色を選んで、どんな飲み物を入れるべきか。。

でも、この赤と黄色は手強そう。
一歩間違えたら、場末のスナック...という感じもする。

☆☆☆

貴方なら、どの色のグラスに何を注ぎますか？
60年代ってことも、忘れないでね。

ワタクシは、赤のグラスに「オロナミン・セーキ」....
って思いついた自分がちょっと嫌になりました。。

気分の軽くなる靴。

今週は短期集中勝負週間。
都内と郊外とで半年ほどずっと打合せを重ねてきたクライアントの店舗が
来月早々、立て続けに竣工してオープンするのだ。
毎日のように変わる日程にあわて、自分の時間を適当にやりくりして
何とか帳尻を合わす。
ふう。

少し前にスニーカーを買った。久々。
久しぶりにのぞいたアウトドアショップで、
履きやすそうな雰囲気と微妙な色合いに惹かれて
衝動買いしてしまったのだ。
"TSUBO Shoes"という。日本語の「ツボ」からとったネーミングだそうだ。
クラークスにいたデザイナーが2人で起こした新しい会社らしい。

そんな名前を名乗るだけあって、やたらと履き心地がいい。
自然と足どりが軽くなる。
なんだか、いろんなことがうまく行きそうな気がしてくる。
いい兆候だ。

自分でも持ってたことを忘れかけてた、かなり昔に買った
ツイードのハンティングジャケットを羽織って出かけることにした。
見た目はいかにも温かそうなんだけれども、裏地がついてないので実はそんなに暖かくない（笑
でも、とにかく軽いし、ポケットにモノが一杯入ってしまう。
小さな無印のノートを左下のポケットに、名刺入れを胸ポケット、スケールとカメラを右のポケットに...
あ、かばんいらないじゃん。

思い切りローテクな上着と健康シューズ風スニーカーで今週は乗り切るのだ！
よし。

☆☆☆

なんていう具合に、昨日＆今日と頑張って集中したら
今のところ順調。ちょっと疲れたけど。
ただ、土曜日にも思いっきり仕事がはめ込まれてしまったのがちょっとショックで...
明日は真面目に休みます。おやすみなさい。。

マッサージくん。

床屋に行こうと思うと、わくわくする。
蒸しタオルで蒸されるのと、「マッサージ」が楽しみだからだ。
ぽこ、ぽこ、と、ちょっとバカにされてるような間抜けな音をさせて肩や背中を叩いてもらって。
上手な人は、頭を抑えて首筋を伸ばしてくれたりして....
あ、ヨダレ出そう。

他人に身体を任せるって、なかなか気分が癒されるものです。
仕事をしながら自分の肩を揉んでも、あの気持ちよさの足元にも及ばない。

この子は、簡単な造りの割りには、なかなかいいのです。
目を閉じて、頭から肩、背中やふくらはぎを撫でてみると、ちょっとホッとする。
4つの点を同時に刺激してくれるのがいいんだろうなぁ。

でも、よく見ると手と足が直接頭から生えていたりして....
「遊星からの物体X」に、そんなシーンがあったなぁ（笑

☆☆☆

空気が澄んできましたね。いい季節です。

カウントしよう。

仕事に使う道具の中でも
かなり気に入っているものの一つ。

そう、炎天下の交差点で「通行量調査」をしている人や、
干潟で野鳥の保護活動をしている人が使っているのと
きっと同じモノ。

これ以上も以下も無い、というくらいの単機能（当たり前だ）。
絶対に壊れそうもないという安心感があるのは、これも同じ。

かちっ。

緻密に何かを回転させている実感に富んだ、軽い抵抗のある押し込みと、
適度なバネの反発力に任せて戻る、押し返し。
一回一回の操作が、気持ちいい。

いろいろ数えたくなってくる。
手を下げて、目線だけで追い、さりげなくカウントするのが正しい。

赤いクルマ、かちっ。

あ、スズメ、かちかちっ。

コンビニで口をぽかんと開けて買い物している若者、かちかちかちかちかちかち......

☆☆☆

実際には、そんな暇なことはしてないです（笑
一年の大半は抽斗の隅の方で転がっています。

鋳物と私。

金属の鋳肌の感じが好きなのである。
少しぼてっとしていて、触り心地がいい。
眼を凝らすと、細かな細工にどれだけ時間を掛けたのだろうと思い
その型を作った人のエネルギーを感じてしまう。

このナイフはポート・ベローのマーケットで衝動買いした。
どこかのワイナリーのノベルティーなのかな。それとも牧場？
由緒はわからないけれども、見た瞬間にどうしても欲しくなってしまった。
でも、全然使ってない。

傍にある、というだけでいい気分なのだ。