安物時計の愉しみ。 [惹かれる品々]
バイクにも乗るし、仕事中に力仕事もする。
少しくらい傷がついてもいいや、というようなやつが好きなのだ。
奥のセイコーの手巻きの海外向けモデルは、随分前に東急ハンズで買った。
1万円台後半だったかな。
文字盤は見やすいし、はずしても2日くらいは動いてるし、何より丈夫だ。
曜日の表示が英語以外にスペイン語も選べる、なんて変わった機能もある。
コレ一つあれば十分かもしれない、というくらい。
手前のタイメックスのも、もう6~7年以上使っていると思う。
7,000円もしなかった。見た目も思いっきり安っぽい。
妙なマークの入ったバンドが気に入らなかったので、
その辺にあったDr.Martinの時計(これもジャンク)のナイロンベルトに付け替えたら
ますます安っぽく見えるようになった(苦笑
でも、このベージュ系の色合いが好きなのだ。
ここしばらく電池が切れて放っておかれていたのを、ふと思い立って裏蓋を開けてみたら、
巨大なボタン電池が入ってた。これは長持ちするわけだなあ。
CR2016という電池、コンビニや100円ショップには無かったけれども、ドンキホーテで250円で発見。
さっそく交換、ついでに似合いそうなバンドをヨドバシで探してみる。
でも、こういうケースに食い込んでるバンドって、合わせるのが大変!
薄刃のカッターで細かく切り刻んで調整すること、一時間あまり...
やっとのことで嵌め込む。ふう。
少しまともな時計っぽくなったかな。
☆☆☆
たかだか1,000円ちょっとで、新しい時計を買ったような新鮮な気分。
なんだか仕事に行きたくなってきたなあ。
うーん、単純な性格。。。
煉瓦が好き。 [惹かれる品々]
英国産の煉瓦を英国人が積んで、十数年。
こういう壁に囲まれた、納屋のような家が欲しいな。
倉庫のような殺風景な造りにして、馬たちと暮らすってのはどうだろう。
冬は、部屋の中でも厚着して(苦笑
設計をしてくれそうな若い友人も居るし、上手な左官屋さんとも知り合えたし。
あ、その前に、なにより大事なものが無いじゃないか...
よし、明日から頑張って働こう。
ガラスの指輪を作る人。 [惹かれる品々]
硝子で指輪を作っている友人の展覧会を見に行った。
最初の職場の同期だった彼女は、本業の傍ら独学で始めて、今では生徒さんも大勢いるらしく
数人の生徒さん達とのグループ展という形になっていた。
それほど広くはないシンプルなスペースに、女性がいっぱい...
光線の加減で様々に変化する色合いがステキだ。
会場の女性客から、声があがる。
「先生、ほんとに素敵ですね」
「ありがとうございますー♪」
友人も鈴を鳴らすような涼しげな声で応対している。
私も会うのは久しぶりなので、しばらく歓談。
「先生、これ、独学で創めたんですか?」
「せんせい、って誰よ」
なんで急に1オクターブも声が下がるかなあ(笑
7,8年ぶりくらいだと思うけれども、以前と変わらない元気な様子でなによりだった。
が、しかし。
白髪の目立ち始めた私の髪を見て、
「いいわよー、おかしくないし。禿げてなくてよかった♪」だと。
キミね、ユニバーサルデザインの研究者ともあろう人がそういう発言はいかんよ(笑
しばし、ガラスの表情に見とれて、暑さを忘れた。
こちらのHPには、もっと感じの良い写真といっしょに、ガラスの指輪づくりについてたっぷり紹介されている。
明後日、23日まで吉祥寺東急の近くのmono galleryというところで展示されています。
☆☆☆
井の頭公園のあたりで綺麗な夕焼けを見て、その後温泉の土産を持って実家に顔を出してみた。
東京も多摩の方は涼しいなあ。窓を開けて扇風機が回っているだけで、クーラーいらず。
それにしても、家中いたるところに粘土細工のねことか人形とかが点々と。
あらためて、モノを作るって楽しいことなんだなあと思う。
玄関の下駄箱の上には謎の楽団(?)が。
それにしても、ギター、でかすぎないか(苦笑
後ろの発泡スチロールに貼り付けてあるのはもう30年以上前に湘南でとってきた貝殻だと思う。
昔は江ノ島あたりでも綺麗な桜貝が拾えたのだ。
今年はまだ海へ行ってないなあ。。
二次災害を防ごう。 [惹かれる品々]
昨日、一昨日と移動中に無数にまとわり付く羽虫と戦っていて
ふと思ったのは二次災害の怖さについてだった。
☆☆☆
チョコレートでコーティングしたアイスバーを食べている、とする。
ポタッ
あ、やっちまった!
とあわてて指でぬぐったら、その指にもたっぷりチョコレートが付いていて
より深く、強固に、ジーンズの繊維の奥まで塗りこんでしまった....。
誰しもそのような苦い経験があると思います。
最初の災害に慌ててしまい、状況判断を誤って間違った対応をしてしまったことが
より不幸な結果を招くことになるのです。
これは、より大型の二次災害と共通する点です。
☆☆☆
二次災害を避けるには、冷静さとあわせて適切な装備も必要だ。
で、これ。
昨日の記事で書いた、100円ブラシ。
適度に小さい。腰の強いブラシだ。
何の毛だろう...と思ったら、「サボテンの繊維を使用」ですと。
へえ。
ちなみにザルを洗うためのもの、として売られていた。サル、じゃないよ。
「高速道路などで衣類に付着した羽虫を払うのにも最適!」
とは書いてない。当然だけど。
ほんとは地味なグレーなんかがあるとよかったのだが、
100円ショップに地味なものは基本的に置かれていないので、この色に。
使ってみる。
高速道路のパーキングに到着。結構膝から下にいっぱい付着してます。
よく見ると、衝突の脳震盪でまだ生きてるんじゃないか、というようなミズミズシイ羽虫も。
で、おもむろにこれでブラッシング!
あ、いい感じに取れるなあ。
ジャケットの縫い目もさらっと。
この分野での二次災害は当分避けることが出来そうである。
よし。
爪をきれいに。 [惹かれる品々]
仕事が忙しくなって、日々の生活が少しずつ荒んでくる。
何のために働いているのか、なんて。
昔は、そんな時は意味無く気長に玉葱をゆっくり炒めて気分を落ち着けたりしたのだけれども
今の家には調理器具は無し。
そんな時に、普段覗かないような雑貨の店に寄り道してみた。
なぜか、靴べらと爪ブラシを購入。
ウッドデッキの素材のようなしっかりした木でできていて、気持ちのいい重さがある。
飲み屋においてあるマッチくらいの大きさ。木目がざっくりとして、手触りがいい。
オートバイをいじった後、さあビール!
なんていう前に、今日はあと何をするんだったっけ....などと、ぼおっとしながら、ごしごし。
すっきりして、いいものです。
ちびVAIO。 [惹かれる品々]
3年前の夏に手に入れた。
一緒に写ってる自分の携帯電話が、いかにも3年前だ。
ブームが収まりかけて、ヨドバシカメラの棚に無造作に置いてあったので、
「持ち帰れますか」と訊ねて、勢いで買ってしまったのだ。
だって、ほんとにコンピュータとは思えない大きさの箱だったんだから。
ウィンドウズは初めてだったのに、いまじゃMacは仕事だけ。
出張先に持っていく気になるくらいの、小さなMacが出てたらなあ。
でも、この初代ちびVAIOくんは、なかなか愛嬌があるので、当分可愛がってやることにします。
海外にも連れて行ってあげたし。
まあ、かなりとろいんだけれども、ウィンドウズ環境をこの大きさで持ち歩けるという点だけで
許してやろう、という気になる。
指の太い人は、使えませんが(微笑
これからも、ちゃんと働くんだぞ、と。
出張先の田舎ホテルにて。
オブジェとしての電卓 [惹かれる品々]
関連記事:superstringさんのSpiral2-fashionablesounder「電卓ばっかり」
http://blog.so-net.ne.jp/razorfish/2005-02-12-1
前に マウスでも登場したLexon得意の電卓。
ちょっとモッタリしてて、もうちょっとシャープでもいいんじゃないか....
などと思ったら、ボディの大半がカードケースになっている。
便利そうだな、安いし。
と仕事中にLondonのセルフリッジの文具コーナーで入手。
しかし。
Lexon製品にはよくある「肝心の機能が使いにくいじゃないか」のパターンで
電卓のボタンが押し辛い。
というわけで、superstringさんと同様にオブジェ化しつつあります。
猫文鎮 [惹かれる品々]
ロンドンでの仕事中に、
ポート・ベローの古道具屋の店先で遭遇。
ブロンズ製で、小さい割りにずっしり。
身近にいつも猫のいる人が作ったに違いない
なんともいえない、いい感じ。
普段は本棚で丸くなっております。
Lexonのマウス。 [惹かれる品々]
LEXONといえば、なかなか洒落たデザインの文具などが多いですが
PC関連の小物類の品揃えが楽しい
"AssistOn"で、こんなマウスをみつけました。
すっきりしていて、いい形です。かなり小さめ。
超小型Vaio Uと組み合わせてもこの大きさなので
手の大きな人には向きません。たぶん。
ケースも付いていて、出張に時々連れて行きます。