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旅の空から。 [のりものいろいろ]

MtFujiScheme.jpg
2018年もどうぞよろしく。.jpg

「平成30年」になったんですって。
そんな年が来るとは、あの頃は思ってもみなかったけど。

我が家は「最新」の物事には無理に乗らずに
静かに自分達の好きなものを追いかけてみようと思っております。
今年も良い年になりますように。

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旅の夢想。 [のりものいろいろ]

Forest_scheme.jpg
具合は良いんだけど。.JPG
こちらではすっかりご無沙汰してしまいましたが、
おかげさまで我々は相変わらず淡々と平和に過ごしております。
苦手な夏もようやく過ぎ去ろうとしていて、肌に触れる空気はすでに秋。
この季節が来ることをどれだけ待ち望んでいたことか。

今年は、2年に一度の車検集中の年。
冬にクルマも替えてしまったおかげで、1月末にルノー、9月にオリバー君=R100R Mystic、
そして10月には銀馬号=CL400と続く。
年々自分のマシンに乗る時間が少なくなり、本当に2年間手間を掛けて
動態保存しているような状態ではあるのだけれども、
どのマシンも、たまに乗った時の新鮮な感覚を味わってしまうと
手放そうか、などという気が全くおきない。



ようやく。.JPG
オリバー君は前回の車検からわずかに900kmしか距離が伸びていなかった。
検査場から出て、我が家に着く手前で36,000kmの表示に。
穏やかな印象ではあるけれども、十分にパワーもあり、メリハリのある走りもできるという点では
本当に万能なマシンだとあらためて思う。
この子の代わりは....やっぱりないのだ。


整理整頓!.JPG
乗る時間が減ったのは、年を経るにつれて
本当に乗りたい気分と万全の体調とそこそこの天気とがちゃんと揃わないと
乗らないことにしたせいでもある。
乗らなくても、乗り物と過ごす時間を愉しむことはいくらでもできる。

そんな時間をもう少ししっかり取れるようにしようと思い、
この夏は車庫のあちこちに散らばっている工具類も、ラック的なものを造って整理してみた。
使いたい道具が何処にあるかがすぐ分かって手に取れる、というのはなかなか良い気分だ。


横浜にて。.JPG
仕事で遠出をする時は、もっぱらペコちゃん=ちょっと古いルノーで・。
このクルマは小振りな車体からは想像する以上に長距離の移動が快適で
これまで以上に遠くに出掛けることが愉しみになってきた。


採れ過ぎ(笑)。.JPG
雨の多い夏だったけれども、そのおかげなのか、妻が育てている野菜の収穫量はかなりのものに。
茄子やきゅうり、ピーマンなどは夏の間は買わなくて済むほど。

今年、はじめて採れたのはゴーヤ。
葡萄も一房だけは採れて、自家製とは思えないほどしっかりと濃い甘さだった。


こんなに旨いものだったとは。.JPG
新鮮な発見は、自家製のゴーヤで作ってもらったチャンプルーの旨さだった。
苦味もくっきりとしているのだけれども、なんとも言えないさわやかな印象で
さっくりとした歯切れの良さも気持ちがよかった。
沖縄の人が沢山食べている理由が初めて素直に理解できた。

と、夏を振り返っているうちに、秋に向けた準備もしておかないと。


次はこの子。.JPG
というわけで、近々にこの子も車検場に持ち込む予定。
久々に革のサドルバッグを外してみると、発売した頃の印象通りの軽快さ。
もうすぐ21世紀という時期にセル・スターターも付けずに商品化したのは英断だったと思う。
ここ1、2年、"Scrambler"というコンセプトが再び見直されているけれども
この子はそのコンセプト通り、道を選ばず何処へでも行けるマシンなのだ。

いずれ仕事の仕方に少し余裕ができたら
何の約束も作らず、最小限の荷物と予定だけを準備して、
この子で旅に出てみようと思う。
さて、いつになることやら....


★忘れないようにメモ:Cagiva Cucciolo エンジンオイル交換、Fuchs Hyper TITAN 5W-40 26,000km / R100R Mystic エンジンオイル交換、鉱物油20W-50+20W-60混合、バッテリーGS-Yuasa製に交換35,950km / CL400 エンジンオイル交換、MVX500 59,250km
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乗れる時には乗っておこう、の巻。 [のりものいろいろ]

麦畑スキーム2。.jpg
0602乗鞍にて。.JPG
「ほぼ週刊」どころか月刊化が進んでしまっていますが
我々は相変わらず平和に暮らしております。

前回の記事に書いたお出掛けの後も、ほぼ毎週の職場のイベントを着々とこなしつつ
休みになれば少しグッタリ気味ながらも自分のマシンを引きずり出して
気分転換も兼ねて新鮮な景色を求めて出掛けてみたり。
今月の初めには、思い立てば1時間ほどで行くことのできる乗鞍高原へ行ってきたのでした。

下界は最高気温30℃という予報の晴天、乗鞍まで登ると
観光施設の集まる中心部辺りでは気温22℃という表示。
至る所で目にする白樺の樹皮が新緑を背景に映えて、素敵な眺めだった。


0602中に入ってみたい....JPG
その中心部の大きな駐車場の一角で目に付いた建物。
妙に点々と横に広がった施設名(ゲストハウス、とある)の表示も気になるけれども
中はいったいどうなっているのやら...



0602帰らなくても良い時に。.JPG
登ってきた道を少し戻ると、静かなBarがあるのだった。
スコットランド産のもの、カリブ海沿岸のもの...眺めているだけでも楽しい品揃え。
それにしても、ペンションやホテルからは少し離れているので
一体どういう客層の人が利用しているのだろうと不思議に思ったりもする。


0602美味でした。.JPG
我々は慎ましく珈琲とケーキのセットを。
珈琲がまた透き通った明るい色なのにしっかりした味わいで、実に旨い珈琲だった。
たぶん、YASHさんも気に入ってくれそうな味。


0602また来よう。.JPG


0602人工物の無い景色2。.JPG
Barのすぐ向かいから脇道に入り、以前も妻と通った「一ノ瀬園地」を通り過ぎて
奈川村に抜ける山道を進みながら来た方角を振り返ると、
そこには一切の人工的なものが見当たらない雄大な風景が広がっていた。


0602人工物の無い景色。.JPG
乗鞍ってこんなに深い山だったんだっけ。
この写真を撮って、峠のような場所を過ぎてからは
延々と10km以上も信号も何もない山の中を二人でヘルメット越しに話しながら走り続け、
すれ違うクルマとも全く出会わず。
妙に不思議な、世界が終ってしまったかのような時間だった。


0602無事帰宅。.JPG
無事に帰って、この日は終わり。
庭先の草花が一気に成長してきた。


0527小改造。.jpg
その前の週には、新人君にもほんの少しだけ乗った。
と言っても、主題は乗ることよりも、ちょっとした改造。
リア・シートの代わりに付けているバッグに少し手を入れてみたのだった。


0527小改造2。.JPG
ちなみに、そのバッグはこんな形。
腰が当たる面にパッド状の張り出しが上下2段についているのだけれども
オリジナルでは、バッグを外した時に持ち歩くための握り手が付いていた。
ワタクシの使い方ではどう考えても不要なので、潔く切り取って
縫い込まれた部分も時間を掛けてほぐして綺麗に取り去ってしまうことにした。


元はこうでした。.JPG
「握り手」がついていた先月の状態が、こちら。

こんな風に、近くでもオートバイに乗って出掛けると
じつに景色の変化が多様で、知っている道であっても飽きることが無い。
季節の進み具合や肌に触れる空気の変化を感じながら帰って来ると
我が家の景色も日々変化していることに気付く。



0611花、いろいろ。.jpg
今の季節は、本当に毎日植物の様子が変わっていく。
庭先に立ってぼおっと眺めているだけでも、時間の流れが感じられて楽しい。


0611万華鏡的。.JPG
妻が選んで植えてくれた植物が、少しずつ密度を増して
花の時期が微妙に重なりあったりして、万華鏡のような組合せを生み出してくれたりして。
植物の変化する様子を眺めていると、自然界の生き物の成り立ちの不思議さに
時間を忘れて見とれてしまう。

地球って、いいところだなぁ...なんて。



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馬たちの近況、その2。 [のりものいろいろ]

Forest_scheme.jpg
妻ナポリタン。.jpg
10月は掛け足でいろいろなことが通り過ぎて
今でもまだ落ち着かない。
やらなければいけないこと、やろうと思っていること、
いろいろなことが頭に詰まってしまって、少し息苦しいくらいだ。

そういう時には、ごく普通のことを丁寧にやってみたりすると
気分が少し安らぐことを一人暮らしの頃に学んだ。
ごく普通のこと... 爪を切ったり、片付け事をしたり、
玉葱を弱火で時間を掛けて炒めたりしているうちに
何故だか頭の中のこんがらがったことがほぐれていくような気がしたのだ。

今は、玉葱は炒めない。
その代わりに、好きな機械を触らせてもらって
食事の時には静かに顔を見ながら話をして、また車庫に戻って。
一日が終わると、かなり気分は変わっている。


1007車検完了3.JPG

1007車検完了4.JPG
銀馬号=CL400は新車で手に入れてから14年目。
今年はかなり出番がなく、久しぶりに全体を撫でるように点検してから車検を通した。
長期保管状態ではあるけれども、思い立った時に乗れるようにはしておきたい。
「乗らない」のと「乗れない」のとは、かなりの違いだ。

大学生の頃から50,000kmほど乗ったGB250のエンジンがとても好きだったのだけれども
CLのエンジンがしっかり暖まった時の感触は、それを思い出させてくれる気持ち良さだ。
HONDA製RFVC単気筒の出来の良さに勝るエンジンは、そう多くはないのではないかと今でも思う。


1007いろんなところに行きました。.JPG

1007空を映して.JPG

1007車検完了6.jpg
外観はそこそこ綺麗に見える箇所も、内側には錆が進行していたりして。
そのうちにたっぷり時間が取れた時には、細かな部分もじっくり手を入れてあげたい。


1007只今の距離。.JPG


☆☆☆

1015まだまだ元気。.JPG
翌週には12年目の仔犬号=Cagiva Cucciolo 125も久々に動かしてみた。
バッテリーを充電し、プラグも外してチェックして
少し距離を走ってキャブレターの中のガソリンをしっかり入れ替えて。


1015延命処置中。.JPG

1015延命処置。.JPG
そこかしこに錆の目立ち始めたマフラーも、目の細かな真鍮ブラシで擦ってから
耐熱塗料でしっかり塗り直した。


1015すっかり秋色。.JPG
お気に入りの高台に出掛けて、少し上を見上げると紅葉が始まっていた。


1015只今の距離。.JPG


☆☆☆


1019黒と銀。.JPG
つい数日前には、一番新しいマシンに乗って職場へ。
同じマシンに興味のある人に触れてもらって話ができるのはとても楽しいことだった。
この子もあと5年、10年と、少しずつ手を入れながら楽しんでいきたい。
ガソリンがその頃にもちゃんと(適度な価格で)手に入りますように...



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限界は低くてもいい。 [のりものいろいろ]

New Year's Fuji Scheme.jpg
0311マシン達4。.JPG
前回少し触れた、3月中旬に伊豆でオートバイに乗ってきた話を書くつもりだった。
走っていて楽しかったのは確かなのだけれども、何が自分にとって楽しかったのかを考えているうちに
だんだん考えることが膨らんできてしまって、よくわからなくなってきた。

魅力的な新しいマシンの話は仕事のBlogに書くことにして、
今回は考えたことを日記代わりに書いておこうと思う。

☆☆☆



0311マシン達3。.JPG
ワタクシの職場で扱っているBMW製品は、なかなかよくできたものが多いと思う。
個人的な嗜好は別にして、毎回新しい製品に触れる度に
開発テストにしっかり時間をとったのだろうと思われる丁寧な造り込みや
新技術に積極的に取り組む姿勢、明確な提案の盛り込まれた商品のコンセプトなどに
感心こそすれ、がっかりさせられることはほとんど無い。
今年の春は、彼らが生み出した新製品ーしかも主力商品といっていいマシンが立て続けに発表される
ということもあって、試乗を含んで事前に新商品に触れる機会があったということなのだ。

結論から言うと、今回触れた新しいマシンはどれも大変良くできていた。
R1200RT、S1000R、そしてR nine T。
どのマシンも独自の楽しさがあり、気に入った人にとっては手に入れて損はないと断言できる。
物を販売するという仕事をしていて、迷うことなくお奨めできる商品に出会うというのは
ある意味ではとても幸運なことなのかもしれない、とも思う。



0311マシン達2。.JPG
今回は、ジャンルの異なる新型車3車種のそれぞれの特徴をより明確に体感するために
競合他社のマシンにも同時に乗ることができるようになっていた。
そこで感じたのは、他社製品の中には現役のマシンであっても
「ある程度のペース以上になるとハンドリングの癖やパワー特性のせいで
 乗っていても楽しくない・怖いと感じるマシンがある」ということだった。
例えば、カーブへの進入で思ったように車体の倒し込みがスムーズにできず
曲がり始めるのを拒むような癖のあるマシンもあった。
これが「遅い」とか、「姿勢変化が大きくて不安定だ」などというものなら
それはそれで自分で何とか消化できることもある。
でも「曲がろうとしてくれない」とか
「思った通りのラインを進むことができない」いうのはかなり不快だ。


そんなことを考えながら、少し意地悪な目で複数のメーカーの製品に乗り比べてみた後に
BMWのマシンに戻ってみると、それらのハンドリングはどれも基本的にとても素直で
不快に感じるような癖がほとんど無いことにあらためて気がついた。
これは、以前にスーパー・スポーツS1000RRをサーキットで試乗した時にも感じたこと。
ワタクシののんびりした速度であっても、CBR1000RRやR1といった対抗車種は
それなりに体重移動を意識しないと曲がり辛いと感じる場面があり、
その点ではS1000RRの方が数段素直だったのだ。
おそらく、そういった違和感を感じさせる要素を、
開発中の走行テストなどを通じてきちんと潰してから商品として発表するというのが、
今のBMWのスタンスなのだろうと想像する。


0311マシン達。.JPG
もちろん、乗り比べた他社製品も皆がBMWの引き立て役ばかりだったわけではない。
例えば川崎のW800。
1200ccの水平2気筒から乗り比べると400ccのマシンに乗り換えたかのような軽快さがあり、
アップライトかつコンパクトで視界の良いポジションで
それなりのハイペースでワインディングを駆け抜けていると、
軽量の少しクラシックなスポーツ・カーを駆っているような心地よい爽快感があった。
このマシンもハンドリング自体には気になる癖は無い。
どちらかというと、こういう比較テストでは淡白に感じられて記憶に残り難いマシンかもしれない。
それでも、インジェクションで穏やかに回る温厚なだけのエンジンと思いこんでいたのが
間違いだったのかと思うような歯切れの良い鼓動があり、これ見よがしなほど分厚く張り出した
ニーグリップ・ラバーは実際に車体をバンクさせる時にきっかけを与えやすくしていて
こういう素性の良いマシンに手を入れながら楽しむのも、きっと愛着が湧いて楽しいだろうなあ
と思ったのだった。


☆☆☆


0311マシン達5。.JPG
最新の快適なツアラーは、自分の行動範囲自体も拡大してくれそうな魅力がある。
疲れは最小限に抑えてくれて、移動中に感じるストレスも最小限かもしれない。
より遠くへ移動すること自体を楽しみたい人には、留保無しでお勧めしたいと思う。

尖鋭的なスポーツ・マシンでワインディングを疾走する楽しさは、
他に代わりの無いものだろうとも思う。
S1000Rも(そして実はR nine Tも)十分に先鋭的なスポーツ・マシンとしての魅力に溢れている。

と同時に、オートバイは理屈に合わない趣味の乗り物でもある。
もっとずっと低い速度域で自分の限界を思い知らされながら
やせ我慢を楽しみつつ、景色や振動、メカニカル・ノイズの入り混じった世界を
身体全体で受け止めて楽しむような乗り方もある。
そういう楽しみ方をするのならば、極端なことを言えばマシンは何でも良い、ということになる。
それでも、先に書いたようなハンドリングや操縦性の違和感は出来れば最小限にしたい。

伊豆の帰り道に、自分のマシンにすぐにでも乗りたいと思ったのは
たまたま自分が気に入っていま所有しているマシンが、どれもそういう違和感や癖の無い
素性の素直なマシンだということを再確認しておきたかったからでもある。



0312青空。.jpg
流れの良い第二東名道路、小さなトヨタ・ラウムの運転席で色々なことを考えていた。
追い越し車線を静かに駆け抜けていく欧州車の中型セダンを眺めながら
ああいったクルマならば伊豆までの往復も数段楽なのかもしれないと思うと同時に
自分がああいうクルマを手に入れても心からリラックスして楽しむことは無いだろうとも思った。

クルマを運転する時に、今のワタクシに合った速度は確実に10年前よりも遅くなっていて
より速い速度で快適であることことよりも、車体の隅々までの大きさをしっかり把握し切れる
コンパクトさや、閉塞感に襲われることの無い適度に開放的な室内空間の方が今は大事なのだ。

そんな遅めの速度域であっても、運転の楽しさは様々な形で現れるということを最近感じている。
思った通りの距離で滑らかに止まることができるかどうか、とか
タイアのたわむ状態を想像しながら、いかに車体を揺らさずに小さな軌跡でカーブを曲がれるか
なんていうことを考えながら移動しているだけでも、十分に運転は楽しい。

さて、いよいよ自分のマシンを引きずり出さなくちゃ...と。

Hijiri-lake.JPG

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夏休みの思い出 - その2。 [のりものいろいろ]

麦畑スキーム2。.jpg
0814夏休みらしく2。.JPG
二人で暮らす最小限の大きさで考えた家に、お客様を呼ぶとどうなるのか...
なんて、少しは不安もあったのだけれども
食卓は畳んである天板の一部を引き出すと十分広く感じられたし、
何より当のお客様がこれまでキャンプやいろいろな場所で一緒に寝泊まりしたことのある
YASHさんだったので、我々もほとんど普段と同じように
のんびりと過ごすことができた。

妻の手造り餃子を皆でつついて、その後は静かに花火。


0814夏休みらしく。.JPG
子供の頃の線香花火は、それこそ二・三本で飽きてしまうくらいに
一本が燃え尽きるまでが長く感じられたのだけれども
今売っている線香花火は、本当にあっという間に終わってしまう。

「日本製じゃないから、かな」

よし、次回は国産の線香花火を探してみよう。

小さく煮えたぎっているような線香花火の芯を凝視しているうちに、
外はすっかり涼しくなってきて、ひんやりと肌寒さを感じるほど。
このメリハリが、いいのだ。


0814 4台目。.JPG


☆☆☆



0815プロフェッショナル。.JPG
昼間のうちにお願いしたひと仕事は、こんな妻の造りかけの掃除用具入れを完成させてもらうこと。
集成材の板材が安く売っていたらしく、それを組み合わせて
洗面台の壁に出張っている同じような材質のエアコンの収納箱の下に
掃除用具を収納したいのだそうだ。
仕上げまで自分でやるつもりだったようだけれども、どうも扉が微妙に大き過ぎて
上手く嵌らない上に、見た目と質感で選んだ丁番が大き過ぎて、上手く付かないらしい。


0814サインしてもらって....jpg
目の輝きが普段以上に鋭さを増して仕事人の表情に変わったYASHさん。
しばらく素材を眺めてから、おもむろに作業に入ると
そこはさすがにプロで、瞬く間に妻が思い描いていた形に収まった。
当然なのかもしれないけれども、日曜大工の世界とは精度と速さが全く違う。

見とれることしばし、記念にサイン(照れなのか、かなり手抜きっぽいサインだったけど)まで
入れてもらって、完成。ぱちぱちぱちぱち。


0814プロの道具。.JPG
職人さんの道具の佇まいは素敵だ。
鉋の本体の飴色具合の美しいこと!


0815掃除用具入れ完成。.JPG
おかげさまで、無事にこんな収納家具として収まりました。
有難うございます。大事に使います。


☆☆☆


0815霧の中。.JPG
翌朝は快晴の兆し。
さらりとキッチンカウンターでミューズリーとパンを流し込んでいるうちに
空は青さを増して眩しいほど。

元はと言えばYASHさんの記事で教えてもらった高ボッチ高原へ向かってみることにする。
東京から来た時は遠路遥々という印象だったけれども、我が家からはほんの30分ほど。

なるべく国道を走らないように畑の中の一本道や地元の人の通る近道を選んで
登り口まではスムーズに到着したけれども、もう少しで頂上、という辺りから
辺りはすっかり湿り気を帯びた乳白色の空気に包まれてしまった。
高原の入り口で小休止して、YASHさんは雨具を着込み、
ワタクシもメッシュ・ジャケットの下に薄手の防寒着を着ることに。


0815山荘。.JPG
以前、夏に妻と二人乗りで訪ねてクッキーをご馳走になった
素敵なバリトンの声のマスターが居る山荘まで登ると、
ジャケットや手袋も霧雨を吸って、すっかり重たくなっていた。

でも、ここを流れる風の気持ちの良いことと言ったら。
今が夏だということが何かの間違いのような気がしてくる。

「寒かったでしょう、中はストーブ炊いてるから、ほら暖かいですよ」
入り口で親切に案内役の女性が声を掛けてくれるのだけれども、
二人揃って「外のテーブルで珈琲、だね」「うん」。

風はひたすら一方向から吹いて来ていて、木々は皆いびつな形になってしまっている。
時折、霧の中から浮かび上がるようにクルマが上がってきて、駐車場へ入っていく。
我々が着いた時に岩山に立て掛けてあった自転車数台が降りていき、
しばらくして、しっかり雨具を着込んだ若者が皆に見送られて降りていくと
山荘の入り口はちょっと静かになった。


0815霧の山頂。.JPG
こういう限定的な場所で半年近くを過ごすというのはどんな感じなのだろう、
なんて考えてみたりもするけれども、我々の暮らしだって大なり小なり限定された世界の中で
無理矢理に成り立っているだけの生活なんじゃないかな...などと思ったりもして。

ぼそぼそと話しこんでいるうちに、霧がすっと流れ始めた。
そろそろ行きますか。



0815一瞬見えた諏訪湖。.JPG
高ボッチの駐車場まで降りると、一瞬、山の谷間に諏訪湖と周辺の街並みが見えた。
反対側には、松本平もかなり明るく見えている。下界にはきっと夏の日差しが降り注いでいるのだ。


0815パン屋さん。.JPG
下り道を降り切ってしまうのが少し惜しいような気がしつつ、ほんの数分でいつもの松本市街まで。
なるべく市街地を走る時間を短くして、街の北端から山を越えて豊科方面へ出て
そのまま西に進んで安曇野へ。

盆の15日とあって、県外のクルマばかり。
何度か来たことのある天然酵母のパンを焼く店に立ち寄って
お互いにお土産を買い込んだ。
そのまま、少し遅めの昼に蕎麦でも...と思ったのだけれども
思った通りと言うべきか、蕎麦屋という蕎麦屋はどの店も外まで行列が伸びていて
とてもそんな苦行に付き合う気分にはならなかった。

無造作に毟ったような雲が点々と広がる夏空の下を我が家の方向へのんびりと走っていき、
どこか何もないような場所で、買ったばかりの暖かいパンでも齧ることにした。



0815林檎畑で一休み。.JPG
絵に描いたような牧歌的な農村風景が過ぎていき、少し山の斜面に登っていくと
梓川に近い一面の林檎畑に出た。
水路の脇のツメクサのような柔らかな草で覆われた場所に腰を下ろして、
まだいい香りのするパンに二人して齧りつく。
空が広い。

こういう何も気の利いたものがないという場所が、
何だかとても得難い貴重なもののように思えてきたのは
ほんのここ数年のような気がするのだけれども、
こういう時間を一緒に楽しめる仲間がいる、というのは
かなり幸せなことだと思った。


0815狐さんと。.jpg


☆☆☆


まだしっかり陽の明るさが残っているうちに我が家に戻り、一息入れると
柔らかな鈍器で殴られたかのように急激に眠気が襲ってきて、
YASHさんが「雑誌、ちょっと見せてもらいますね...」と寛いでくれているのを横目に
自分だけ和室の畳の上で眠りに落ちてしまった。
少し遠くで、YASHさんと妻がぼそぼそと何か楽しそうに話しているのが聞こえたような
気がするのだけれども...本人はすっかり夢の中へ。

実際にはそんなに長い時間ではなかったのかもしれないけれども、
ふと眼を覚ますと、YASHさんは「じゃあ、そろそろ行きますね」と
盆の混雑を避けて早目に帰り道に就こうと腰を上げたところ。
艦載機を器用にしまう様子に二人で見とれて、しっかり手を握ってお別れした。
次回は奥さんも一緒に、ね。



0815じゃんずら、って言われても。.JPG
客人をお見送りして、しばらくすると強い雨になった。
今日は年に一度の地元の夏祭りの日。陽がすっかり沈むまで待っていると、雨も収まって来た。
混雑しそうなので、久々にスクーターで行ってみようか。


0815じゃんずら、って言われても2。.JPG
思った以上に盛況なお祭りだった。
集落の知り合いが踊り手の中に居たり、
集落ごとにしっかりとテントやらテーブルやらを用意していたり。
我々もご近所の知り合いが壇上で踊る様子を写真に撮ったりして
それなりに楽しんで帰って来た。

ちなみに、祭りの名前は「山形じゃんずら」というのだけれども
この地の方言で「~じゃん」(=~だよね)、「~ずら?」(=~でしょう?)という語尾を
取って付けたのだそうな。

ワタクシもそのうちに妻に向かって
「おめがこの間そう言ったずら?」
なんて言うようになるのかしらん...


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夏休みの思い出 - その1。 [のりものいろいろ]

麦畑スキーム2。.jpg
0808BMW Only.JPG
ゆっくりではあるけれども、妻が毎日頑張っているおかげで
少しずつ確実に我が家の荷物は整理されてきた。
と言っても、まだ壁の塗り残した個所はしっかり残っているのだけれども、ね。

車庫も少し整理して、せっかく自由に手を入れて楽しめるようにと
設計士さんが気を利かせてコンパネで内装を仕上げておいてくれたので
どこかの国から来たこんな看板も付けてみた。


0808タイルカーペット。.jpg
オリバー君は、この夏にまた車検を受けるタイミング。
距離は伸びていないけれども、念のためにミッション・オイルと
ファイナル・ケースのオイルを換えておくことにした。
堅いコンクリートの床に鉄のスタンドを押し付けるのはなんとなく気が引けるので
何処かに転がっていた古いタイル・カーペットを敷いて。



0808このバッグも10年目。.JPG
オイルが抜けるのを待つ間に、銀馬号に8年ほど前から付けている革製のサドル・バッグに
ローションを塗って少し磨いてみた。



0808triumphとはお別れ。.JPG
ふと思い立って、買った時からずっと付いままの "Triumph" のレーベルを取ってしまうことにした。
元々はボンネビル用の純正オプション品なのだ。
楕円のレーベルを取ってしまうと、その下には8年間陽が当たっていなかった新鮮な革の地が。


0808レザーローション。.JPG
以前に手に入れたデグナー製の革用ローションが残り少なくなってきたので
同じものを買ったら、パッケージのデザインが少し変わっていた。

クリーム状のものではなく、薄めた牛乳のようなさらりとした液体で
べたつくこともなく、ブーツ類の手入れには重宝している。


0808夫婦別々。.JPG
そんな作業をワタクシが黙々としている間、妻は木工の作業中。
時々お互いの作業の進み具合をちらちら見ながら
「どう?順調?」
なんて声を掛けて、お茶を飲んだりして。
平和だなぁ。


0808夕暮れドライブ。.JPG
駆動系のオイルを入れ替えたオリバー君に久しぶりにしっかりと跨って
エンジンに火を入れてみる。

ぶるるん。

新品のバッテリーに替えたばかりなので、エンジンの掛りはすこぶる良い。
ほんの20分ほど、どんどんと色が移り変わっていく夕暮れの空を眺めながら、家の周りを散歩。
うん、本当に楽しいマシンだ。

翌週の夏休み的な短い休日に、少し離れた場所から仲間が遊びに来てくれることになっている。
その前に、出来るだけ片付けておかないとね。


☆☆☆


というのが、先週のこと。

職場には盆休みが無いので、スタッフが順番に休みを少しずつ取って
ワタクシは今週の定休日前に1日休みを取って、久々に連休になった。
普段より1日早く休みの日が来て、少し寝坊してうつらうつらして
いかんいかんとシャワーを浴びて、ようやくしゃきっとしかけた頃に
ちょっと新鮮なクルマの音が聞こえてきた。



0814あの方が。.JPG
ようこそ、いらっしゃいませ。
少し髪が伸びたんじゃない?

「うん、伸ばしてる」
いつものニヒルさが少し和らいだ印象のYASHさんが母艦で登場。
記事で見た木製のラダーを手際よく取りだすと、するすると中から艦載機が登場した。
こういう旅も楽しそうだなぁ。

YASHさんのスリムな青いマシンとこちらの銀馬号と2台で
近場の散歩道をいろいろと走ってみようと思っていたのだけれども
少し雲行きが怪しいので、いきなり走りに出掛けるのは取りやめて、ひと仕事をお願いした。
実は、今回はご本業の特殊技能を活かして、我が家の未完成な部分に
いろいろと手を入れてもらうというお手伝いもお願いしていたのです。

妻がお願いした一件がほぼ片付いて日も沈み始めた頃、
雲が綺麗に流れて湿っていた山肌も乾き始めた様子。
ちょっと走りに出掛けてみますか。

「いいですねぇ」

0814いざ出陣、の巻。.JPG
いそいそと二人で服を着替えて、自分のマシンを引きずり出す。
向かってみることにしたのは、我が家からほど近い西側の山の中腹に建っているらしい「清水寺」。
そう、あの京都の清水寺と深い繋がりがあるというお寺なのだ。

地図で見ると、我が家から西に集落を抜けていき、やがて一本道の山道になって
急勾配の曲がりくねった道の先にあるらしい。
車で行くには勾配と道の狭さがネックになりそうだけれども、この日の2台にはちょうど良い。


0814清水寺へ。.jpg
昼過ぎまで時折降った雨が日陰にはまだ残っていたけれども、
ほんの10分も走ると、そこには本当に「清水の舞台」が。
奥の方の松本市街地まで見渡せて、よく見ると手前近くに我が家も。


0814いいところだなぁ。.jpg
なかなか良い所でしょ。

「かなり、いいです」

裏山にちょっと散歩に出掛けるような気楽さで出て来てしまったせいか、
カメラも忘れてきてしまったことに気が付いた。
仕方が無いので、滅多に使わない携帯電話のカメラで撮ってみる。



0814清水の舞台がここにも。.jpg
夕暮れの空気はすっかり涼しくなっていて、
このままぼおっと景色を眺めながら1時間くらい過ごせそうな気持の良さだった。
雨が上がった後の空は妙に澄んでいて、
美ヶ原方面の山肌も少し非現実的にくっきりとしていた。

ちょっと遠回りだけれども帰りは高原のワインディング風の道で戻りますか。

車でも安心の少し幅の広い道に出て、素朴な蕎麦で有名な唐沢集落に降りて、我が家まで。
初めての泊りのお客様に、きっと少し緊張気味で食事の用意をしている妻が待つ我が家に
軽やかなエンジンの音を響かせながら戻ることにした。

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S1000RR - 最先端は懐も深かった。 [のりものいろいろ]

Mountain scheme.jpg
冬に逆戻り....jpg
フリースの上着がいらないほどの暖かさに包まれた翌日から
一気に冬に引き戻された先週の日曜日。
職場の駐車場で待っている車が雪だるま状態...

翌日から久々に関東へ出張なんだけどな。


かつての我が家。.jpg
Uボートめがけて機雷をばら撒く駆逐艦みたいに雪の塊を中央道に撒き散らせながら、東へ。
東京都に入る頃にはすっかり車体も洗車後のような状態。
久々の首都高は思い切り狭く感じる。
思いつきで撮った風景に、ついこの間まで住んでいた家が写っていた。



海の上を走る。.jpg
しばらくまともな休みをとる余裕がなかったので、ドライブが久々の息抜き。
海の上を走る道路なんて凄いものを造ったものだな。
夕方からプログラムが始まってしまうので、海の上の駐車場は素通り。


明日はこれに乗る。.jpg
で、お目当ては、これ。
何回か実物を見る機会もあったけれども、実際に乗るのは初めて。
コンパクトなポジションのおかげで、走って前に進むことくらいは大丈夫だろうけれども
問題はちゃんと曲がって停まれるかということ。
なんていったって、サーキットを走ること自体が初めてなのだ。
静かに興奮しながら、疲労感に包まれてベッドへ。



いよいよ。.jpg
雨の予報だったけれども、なんとか我々の乗る午前中は持ちこたえてくれそう。
先導は雑誌などでもおなじみの著名なライダー諸氏。
自己申告制のクラス分けでは素直に初心者クラスを選んで、
インストラクターの真後ろについて走り出す。

アイドリングでは不快な振動もなく、
Akrapovic社製マフラーからの排気音が、自分の中で高まる緊張感とバランスして心地よい。
こういうわくわくは久しぶりだ。
滑らかに、静かに走り出す。



インスト斉藤さん.jpg
※写真はインストラクターの斉藤栄治さん。撮影はワタクシ。

ひたすら謝り続けているような強めの前傾姿勢ではあるのだけれども
乗り味が文化的というのか、野蛮な印象がない。
意識して肘のまわりを楽に構えるようにして、
スロットルを外側から掴むようなつもりで軽く握って。

我々のクラスのペースでは、コースの狭さもあって2速に入れたまま十分走れてしまう。
5週ずつ、3回のセッションが進むごとに少しずつペースが上がり
ようやく3速も使えるようになり、シフトアシストも試してみる。
走るべきラインも少しずつわかってきた。イメージどおりに走れるわけではないけれどもね。

それにしても、スーパースポーツマシンがこんなに乗りやすいとは。
ごく低速で右にフックしたヘアピンでも、自然にすっと寝てくれる。
その先に前日の雨が流れた川が出来ているのだけれども、
そこでスロットルを捻ることを躊躇しなくてもいい安心感がある。


真面目に比較。.jpg
最後に一度、ホンダのマシンにも乗ってみた。
もしかして、さらに乗りやすいのかな、なんて思いながら。
結果は...意外なことにこちらの方が癖があって手ごわかった。
立ちが強めのハンドリングなのだろう、しっかり荷重ができていない自分のような乗り方では
気持ちよく倒れこんで行ってくれない。イメージと現実が噛み合わない。

これで走行時間も終わり。
でも、最後に比較も出来たから良かったと思うことにしよう。

とその時、唐突に主催スタッフが拡声器で案内。
「えー、時間が若干早く進行しましたので、初心者クラスの方だけもう一回走れます」
わお。歓声が上がる。仕事なんだけどね。

こらえきれなくなったのか、空からはポツポツと細かな雨が落ち始めた。
それでも、意識的に加減速にメリハリをつけるつもりで
最終コーナーからは思い切ってスロットルを開ける。
このマシンの気持ちよさは格別だ。


某B社のOさん.jpg
※某B社のOさん。他社製品を吟味中。

インスト鎌田さん.jpg
※インストラクターの鎌田学さん。

おおおお。飛びそう。

虜になってしまう人の気持ちが良くわかった。
5歳は若返ったな。



まもなく海ほたる。.jpg
その後もう一日机に座ったまま知識を詰め込まれる講義を受けて、
夕闇に包まれ始める頃に解放。
再び海の上を走って、我が家を目指す。
レインボーブリッジ周辺は記憶の中の渋滞そのまま。

都内を脱出するのに1時間ほどかかって、めっきり走る車も減った中央道を淡々と走って帰宅。
出掛けている3日間にまた大雪になったらしく、家の近くの小道までしっかりと積もっていた。



あっという間に週末。.jpg
そんな出張から戻って、もう数日。雪もさすがに溶けてきた。
でも、いまでもあのエンジンの咆哮と最終コーナー立ち上がりの蹴飛ばされるような気持ちよさ、
荷重に逆らいながらコーナーの先を上目遣いで睨み続けた緊張感を生々しく思い出す。
楽しかったことは、なかなか忘れることがない。
なかなか貴重な体験だったと思う。
またいつかサーキットを走ってみたい、なんてことまで考えるようになった。
意外なんだけどね。



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休日写真集。 [のりものいろいろ]

MysticSunset Scheme.jpg
迷い中...2.jpg
暖かな一日になるでしょう...いい知らせ。
日向の窓際で、相棒はあーでもない、こーでもないと作品の並びに迷い中。


迷い中....jpg
うん、いいんじゃない。


画材屋さん.jpg
久々に仔犬号で出動。新しいエンジンオイル。
フロントのホイールががたがたしたのは、ベアリングの破損だった。
保管しておいた別のホイールに交換して、空気も入れて。
うしろ、大丈夫?
「なんだか狭い...」
君が大きくなったんじゃない?(笑

松本にはまだまだ面白そうな店がたくさんあるなぁ。
水曜日は休みと聞いて、期待しないで来たんですけど....
「あー、水曜日はね、きまぐれなんです。開いてる日もあります」



城山公園2。.jpg
街をみおろす高台の公園に上ってみる。仔犬号、がんばれ(笑

逞しい....jpg

城山公園。.jpg
「ねえ、本物の樹じゃないよね....」
あれが本物だったら芸術品です。


とんこつは久しぶり。.jpg
昼間からラーメン・デート。
美味しかった...家に帰ってきてもうっとりしている相棒。

続いて銀馬号にも乗ったけれども、久々にエンジンをしっかり回すのに夢中で、写真なし。
こちらも新しいオイル投入。57,000km間近。


麻績にて。.jpg
3台目。
高速道路を2区間だけ走って、また戻る。
すっかり陽が落ちて、ようやく冷んやりしてきた。
バルブ・クリアランスを調整したので、ちょっと静かになったかな。
縦に置かれた重たいクランクに跨って進む感覚は、他のバイクとはかなり違う。
楽しい。


満月ぽっかり。.jpg
日の沈んだ反対側に、ぽっかり。
さて、床屋さんの開いているうちに戻らなきゃ。


夢じゃない。.jpg
京都に紅葉を観に行ってきたというご主人の話を聞きながら、頭もすっきり。
用事は全て完了。静かな一日。
相棒のうっとりはまだ続いていた。コラーゲン効果か。。
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今日の気分のメモ。 [のりものいろいろ]

MysticSunset Scheme.jpg


台風、その後.jpg
朝6時過ぎ。
強い風が雲を引きちぎりながら、地表の影がどんどん流れていって


陽だまり撮影会.jpg
作品の宿題を抱えて東京へ向かう相棒を駅まで送って、しばらく一人ぼっちになるわけだけれども


売れちゃった....jpg
仕事場でも見とれるマシンがあるって言うのは素敵なことだなぁ、なんて自分を励ましながら
家ではいつもの留守番の時と同じように作り置きしてもらったカレーを自分で暖めて
独り言はなるべく言わないように。



新たなご主人の元へ。.jpg
仕事場に戻ると、続けてこの娘も、嫁入り決定。
嬉しいなぁ。
ヘルメットを取ってからずっとにこにこしたままの人を見ていると、こちらまで楽しくなってくる。



中西屋さんにて。.jpg
東京は暖かかったらしい。
帰って来たらどこかで休みをとって新蕎麦を食べに行こう、
そんなことを電話で話して、おやすみ。
今日のベッドは広い。うん、大の字で寝るのだ。

と、ちょっと空元気。。


むう。.jpg
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