身近な別世界へ。 [HONDA CL400]
「火曜日以降は全国的に涼しくなってきそうです」
天気予報が告げる。
日めくりカレンダーみたいにある日突然秋がやってくるんだろうか...なんて思っていたら
本当に火曜日の朝は前日までとは違う爽やかさだった。
今日はそのまま気温が下がって、午後からは雨だという。あらら。
降り出さないうちに、ちょっとだけ出掛けてみようか。
相棒を誘って先月登ってみた我が家の近くの高原まで。こういう日は銀馬君だ。
久々に銀馬号で散歩、の巻。 [HONDA CL400]
久しぶりに何の予定もない休日。
相棒は北の大地へ家族総出で出掛けている。
大鍋に用意してもらったカレーも、しっかり食べきってしまった。
スキー場を重量級のマシンで走りまくるイベントを終えた直後だったこともあって、
無性にバイクに乗りたくなった。他人のバイクで走るのは、もう十分だ。
素直にオリバー君で出掛けようかと一瞬思ったけれども、
たまには我が家のGS=ゲレンデ・シュポルト、銀馬号を動かしてみたくなった。
しっかり動かしたのはいつだっただろう。
カバーをめくって、一通り埃を落としてから、チェーンに油を差す。
メッキの部分の錆も悪化はしていない様子。
というよりも、思った以上に綺麗な状態だった。布団とカバーの二重掛けはなかなかいい。
ガスがほぼ満タンなことを確認して、東に広がる山の斜面を目指す。
あれ、こんなに小さなバイクだったっけ?
軽くて小さくて、これなら何処でも走れそうだな。
民家の路地を縫うように走りながら顔がほころんでくる。
乗り始めた頃は、しっかり重たいツアラーのような気分がしたはずなんだけど。
経験と慣れで、こんなにも変わって感じられるものなんだなぁ。
青々とした田んぼの脇で、小休止。
同じ場所で赤外線で撮ってみる。
雪景色じゃないんだけれども。
遠くのこんもりした小山は、霊園。あとで周ってみよう。
さらに東へ斜面を登っていくと、林道の入口に突き当たってゲートに阻まれた。
そこから折り返すように、さらに登っていく小路が伸びている。
ふと気がついて、寒さ対策のハンドガードのカバーを取ってしまうことにした。
深い緑の奥の方から、水の流れる音が静かに響いてくる。
作業前。
よし、完了。
キックで始動して、小路をそろそろと進んで行く。
今まで見おろしたことのない角度で我が家を含んだ松本平を一望できる場所に出た。
職場はあそこ、少し前のイベントをやった木製のドームも見えるなぁ。
ちょっと深呼吸。
山の中腹を走る山麓線まで降りて、そこからさっき見えた霊園へ登ってみる。
春には桜が固まりになって山ごと綺麗な色に染まっていた場所だ。
単気筒のエンジンは気持ち良く回っていて、坂道を2速で登っていくのが楽しい。
山のパン屋さんは定休日だった。
どうしてもパンを補給しておきたかったので、街まで一度降りてちょっと大きなショッピング・モールへ。
DONQのパン、袋のデザインが懐かしい。
途中で自衛隊の駐屯地を通り過ぎる。
敷地の中を突っ切るように通学路が延びている。
仲間を追いかけているのか、子供達は小走りに木々の彼方へ。
そう、昔はなんてことがなくてもよく意味なく走ったものだった。
我が家に着いて銀馬号を定位置に戻し、夕方の少しひんやりしてきた風に当ててからカバーを掛ける。
「遊んだら、ちゃんとおもちゃ仕舞いなさいっ!」
はい、仕舞いました。
☆☆☆
冬の寒さに耐え切れずに完全に凍ってしまったと思っていたシマトネリコの木を
あきらめたつもりで根元近くまで伐採してみた。
蒸し暑くなってきたし、もしかしたら新芽が出てくるかもしれない、と少しだけ期待して。
6月の半ば過ぎ、気がつくとしっかり若葉が。よしよし。
それから2週間ほど。
随分と一気に伸びたものだ。
冬が来れば、また凍ってしまうかもしれないけれども
花とは違う緑は眺めていて楽しい。
大きくなるんだよ。
SL、桜、寸又峡。 [HONDA CL400]
仲間と静岡に向かうことにした。
比較的近い割りには、いつも日帰りや1泊旅行では長野や山梨に目がいってしまう。
でも、オリバーくんを手に入れた直後に出掛けた浜松辺りのワインディングも楽しかったし
昔、家具屋時代の趣味人の社長に言われた、
「温泉で最高なのは寸又峡だ。行き止まりの山ん中にあってさ、お前にはピッタリだ」
なんていう言葉が妙に頭にこびりついている。
金曜の晩、日付が変わる頃に帰宅して、簡単に荷造り。
楽しかったけれども、眠気にも襲われること、数回。
途中の一瞬のうたた寝の気持ちよかったこと!
SLも見られたし、まさにこの写真が今回の印象を1枚で表してます。モデルはYASHさん。
何か事件があった...というわけではないです(笑
キャンプと散歩。 [HONDA CL400]
相棒が家族全員で西の方へ旅行に行くことになり、我が家を基地にしてもらうことにした。
長野からクルマで出て来てもらって相棒と合流、クルマは置いたまま新幹線で出掛けるのだ。
ちょうどいい機会なので黒犬家と食事会をしようということにした。
我々は式もなく静かに結婚してしまったので
お互いの家族が顔を合わせる機会をきちんと設けないまま、はや2年と少し....
他人と会うと、帰って来てから「疲れちゃった」ということの多い我が母が
終始楽しそうに話していて、帰ってからも「自然な方達でよかった。。」と。少しほっとする。
国産車ディーラーの店長をしているワタクシの兄は終始会話の歯切れがいい。
良過ぎるんじゃないかと思うほど。さすが営業職だ(苦笑
でこちらが席を外した途端に、「弟はいつも喧嘩して泣いていた」とかどーでもいいことを話している。
一体何年前の話なんだ(笑
食事会が和やかに終わって相棒を乗せたオリバーくんでクルマを先導しながら我が家に戻ると、
相棒の家族の皆さんには少し寛いでもらって、ワタクシはいそいそとキャンプの荷造り。
翌日の早朝に出掛けるみんなの邪魔になっても仕方がないし、一人分でも家が広い方が良いかな、と。
山で眠る。 [HONDA CL400]
アルコールをしっかり摂っておけば山の寒さなんてさほどのものではない...
って訳じゃないことがよくわかりました(笑
寒くて眠れず、なんて久々の体験。
朝6時過ぎの空気のなんと気持ちのいいこと。
身体は微妙に痛いんだけど。
紺色のテントがワタクシの寝床。
すっかりご馳走になっちゃいました。ありがとうございました。
テントと寝袋、マット、食器程度なら銀馬号でもそこそこコンパクトに収まるのもよくわかった。
これで何処でも行けるぞ!
よし。
ETC、新しいタイア。 [HONDA CL400]
なかなか出掛ける機会がない。
週末の度に天気悪いんだもの。
このままじゃオリバーくんのバッテリーも弱ってしまうな...と、1月の終わりと2月前半の日曜日に職場へ。
しんとした事務所でもくもくと仕事を片付けながら、ちらりと眺めてみる。
千葉の秘境へ。 [HONDA CL400]
仕事始めも無事済んで、翌5日。
ブログ仲間のラスカルさん、虎ノ門の里崎くん、
初めてお会いするkey-kさんと4台で千葉に出掛けることにした。
CL400の兄弟車、CB400SSに乗るジャスティさんの記事を見て
どうにも行きたくなってしまった場所を探しに。
今日の脚は銀馬号。ラスカルさんもCL400で登場。
集合場所でラスカルさんが頬張っている「熊カステラ」を少し分けてもらう。なぜか耳なし(笑
里崎くんからは、怪さん作成という我らが会のステッカーを分けてもらう。
ステッカーの類は普段貼らないんだけれども、これは貼ってしまおう(笑
木更津北I.C.で高速道路を下りて、県道を繋いで「T秘境」と呼ばれる場所を目指す。
同志追加。 [HONDA CL400]
月曜日。
アルファード・ハイブリッドを運転して
修善寺まで出掛けてきた。
写真は、その前の週の後半に、つくば~埼玉と周った時の帰りに通った圏央道の眺め。
トンネル愛好者にはたまらない道だ(笑
今度はバイクで通ってみよう...あ、値段が高いんだったっけ。
現実的な妄想(笑)。 [HONDA CL400]
二人で出掛ける時の馬は、もうオリバーくんを選ぶのがすっかり当たり前になってしまった。
銀馬号=CL400は、実はタンデムには向いていないのだ。
ステップの位置が高すぎるのが、一番の原因。
その割りには、随分遠くまで一緒に行ったなぁ...よく頑張ってくれたものです。
バイクも、相棒も。
今、CL400は通勤がメインの用途になっているけれども、
たまに200km圏内くらいの散歩に出掛けてみる。一人で、だけど。
先の見えないカーブや、何処まで踏み入ることが出来るかわからないような山に突入するのには
やっぱりCLの方が楽しいのだ。
で、以前からの懸案。
秋の気配。 [HONDA CL400]
木曜日。
朝一番に防衛庁の跡地で仕事の打合せをした後、銀座でちょっとした用事。
自分の会社の関わった店の内覧会だとばかり思っていたら、
入っているビル自体が今話題の新しい商業施設なのだった。
東急ハンズの品揃えが、なかなか楽しい。
周りにある紙を片っ端から切り刻みたくなってくる鋏とか...