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家の部品を揃えていく。 [暮しの手帖]

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0314車庫の壁を塗る。.jpg
平屋の造りになる車庫の外壁には木の板に防腐塗装したものを張ることになっている。
2月の終わりにはまた我々二人で塗装をする予定になっていたのだけれども
工事の進み具合の関係で、3月に入ってから2日間集中して塗ることになった。
それが、先週のこと。

平屋といっても片流れの屋根のおかげで、高い部分では3m以上の高さになる。
板を縦に割り付けていくので、一本一本はかなりの長さだ。
板同士の重なりあう部分には、釘で留めた個所を隠す目板という細い化粧板が付くので
T字型の断面になっているその板も塗ることになる。

工場に行ってみると、とても2日間では塗りきれないのではないかという量だった。
初日は10時前から初めて夜7時まで塗り続けても1回目の塗装が終わらなかった。
「明日、実家から応援を頼もうかな...どう?」
相棒も疲れた顔を少し曇らせながら、ちょっと不安そうに言う。


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今回は、弁当まで作ってもらって、本当に休まず塗り続けていた。
2日目は朝のうちに塗る手順を少し変えて、塗りやすい板材に集中して午前中に目処を付け、
昼の休みもそこそこに文字通り黙々と塗り続けて、なんとか夜7時頃に作業が完了。
普段の仕事以上にどっと疲れが出た。
でも、不思議と心地よい疲労だったように思う。
思い返してみれば、ということだけれどもね。


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工務店さんの工場から新居まではほんの数百メートルなので
弁当を食べ終わった後に少しだけ現場をのぞいてみた。
床材に選んだ米松のフローリングを職人さんが貼り始めていて、サッシ類は既に嵌っており
母屋の外壁のガルバリウム鋼板もほぼ張り終っていた。

まだ階段は無いので梯子で2階に上がってみると、
北に向いた窓からは北アルプスの山並みをすっきりと見渡すことができた。
うん、これこれ。
吹き抜け部分を塞いでいた足場も取り払われて、
なんとなく頭の中にだけあった空間のイメージが、現実のものになり始めていた。
こういう過程を一緒に楽しめるのは今しかない。
職人さん達にお礼をして、床材の端材を分けてもらって持って帰ってきた。
いい香り。

☆☆☆

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前回の記事の時点(2月15日)では、こんな様子だった。
屋根が掛り、建具やサッシの大きさと取り付け位置を現場で確認して、決定。
ほとんど変更しないで済んだけれども、寝室の窓は予定よりも小さくして、
窓の開き勝手なども、風の流れを考えて設計士さんと相談しながら微妙に変更したりした。


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1週間後の2月22日。
断熱材が充填されて、全体が保護シートで覆われたおかげで一気に家らしいシルエットに。
左半分が母屋、右半分が車庫と水周り。


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さらに1週間後の2月29日。
サッシが入って、かなり完成形が見えてきた。
玄関周りの造作はまだこれから。


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そして、先週。
黒のガルバリウム鋼板が張られて、左半分はほぼ出来上がりのイメージに近くなった。
大きめに取ったつもりの南向きのリビングの窓からのぞいてみると
吹き抜けの空間が気持ちよさそう。


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この車庫の部分を2日間かけて塗った板で覆うことになる。
相棒の理解があったおかげで、なんだか立派な車庫になってしまいそうだ。
バイク3台と少しの工具、ヘルメットやクルマのタイアの保管場所にもなる予定で
雨の休みの日には、静かに籠って整備したりして...楽しみ。

「えーと、私の糸鋸も置かせてくれる?」
はいはい、いいですよ。車庫兼我が家の作業場なのだ。
少し落ち着いたら、二人で素人工作でちょっとした家具なんかも造れるといいな。


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黒の鋼板、屋根下は自分達で塗った木部。
サッシ枠は白やシルバー、ブロンズ色などの選択肢もあったのだけれども
とにかくシンプルに納めるつもりで黒を選んだ。
何年か経って古びてきた時にどんな表情になるのかな。


☆☆☆


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今回の工務店さんはとても理解があったので、
照明器具や建具の取っ手なども「施主支給」という扱いにしてもらい、
二人で好みのものを選んで取付をしてもらえることになった。

この1月あまり、世の中で無限にありそうな照明器具や建築金物の膨大な資料を
相棒がネットで眺めてある程度イメージを絞り込んでいってくれて、
仕事から帰ってから、選んでもらった選択肢を見ながら少しずつ決めていった。
いざ商品を選ぶ時に、思った以上にすんなり意見が一致したので、一安心。

シンプルな空間にしたいけれども、せっかくだから何処かに遊びの要素も入れておきたい。
居住空間の照明は「お日様っぽい感じ」とか「雲がモチーフなんだって、これ」
なんていう具合に、シンプルではあるけれども表情のありそうな器具を選んだ。
一輪挿しが壁に掛っているような照明器具を一つだけ選んでみたのは、
全体の中で一か所くらいはこういう装飾的なものがあっても良いかな、と。
ガラスの部分がチェコ製、なんていう不思議な部分もなんだか楽しそうだったし。


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「ヴィンテージ・モーターサイクルの造形美をテーマに...」なんていう謳い文句に
一も二もなく飛びついてしまったスポットライトは、2階のPCコーナー用に。
ODELICといったらそれなりに大手の照明器具メーカーだけれども
こんな商品を造っているとは知らなかった。
探すと面白いものがまだまだ出てきそう。


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洗面台のボウルも気に入ったものを選ばせてもらった。
歯医者さん風のステンレスのものは、トイレの手洗い用。

この1ケ月でエアコンもTV用のアンテナも自分達で選んで注文してみた。
それにしても、エアコンの種類の多さ、定価と実売価格のあまりの開きにはびっくりした。
定価が26万何千円とか言っておいて、最安の実売価格はその5分の1くらいだったりするのだ。
いい社会勉強になった。

☆☆☆


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これだけ塗装仕事などでへとへとになったので
ご褒美とばかりに工事関係の職人さん達御用達といった雰囲気の定食屋さんを発掘して
疲れた身体に沁みるような食事をしっかり摂った。
新居のまわりには美味しい定食屋さんが多いことがよくわかって、これも収穫の一つ。

塗料の匂いが抜けない作業着姿のまま小さくなって店の扉をくぐると
同じようにペンキの飛んだ服装の人達で昼時は一杯になるような店。
安くて、味はしっかりしていて、素晴らしい。
機会がったら、バイクで遊びに来てくれた仲間とまた行ってみたいな。

というわけで、身体を動かしてぐったりした割には
思ったよりも体重が減らない二人なのであった。
ふう。
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家を建てる。 [暮しの手帖]

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久々にオリバー君を味わった翌週には、しっかりと雪が降った。
設計士さんに呼ばれて、1月の最終週とその翌週、2週続けて2日ずつ
工務店さんの資材置き場に場所を作ってもらって、家に使う部材の塗装をすることになっていた。


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相棒と二人、汚れてもいい格好で全身をくるんで、防腐剤の入ったオイルステインを
屋根裏の軒下の部分など、屋外に使う部材に塗っていく。


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色は「エボニー」という黒に近いグレーを選んだ。
母屋はガルバリウム鋼板という塗装して折り目を付けた金属板で覆ってしまうのだけれども
車庫は外装も板貼りの予定。
ガルバリウム鋼板は黒で、アルミサッシも黒。



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丸4日間、暖房のあまり効かない倉庫のような場所で、ひたすら刷毛を動かしていたのだけれども
自分たちの家を造る作業に実際に加わっているのだと思うと
なんだかとてもわくわくして楽しかった。
ただ、腰が痛くなって身体は辛かったけどね。
二人揃ってカイロを貼って、少し慣れてきた2週目は灯油ストーブを置いてもらい
今の我が家から電気ストーブとサーキュレータも持ち込んで、何とか乗り切った。

寒さのせいで乾きの遅い塗った材料をひたすら移動しながら2回塗りを終えると
杉板や米松の質感が浮かび上がってきて、なかなか良い雰囲気に仕上がったと思う。
オイルステインの匂いが身体にもクルマの中にも滲み込んでしまって、
すっかり抜けるまでに一週間かかった。

☆☆☆

実は、今回頼んだ工務店さんに行きつく前に、別の設計事務所も訪ねてみたのだけれども
我々の限られた予算を伝えると、「その金額で今まで建てたことはないです」と
あからさまに顔を曇らせて言われてしまったのだった。
どんなにシンプルに考えてもあと数百万足りない、というばかりで
特に提案もなく、我々にはどうしようもなかった。

その後、いくつかの土地を見て回って、これはと思った物件を分譲していたのが
今回頼んでいる工務店さんだった。自社で整地して、木材を敷き詰めた舗道まで整備されていた。
「家というものをですね、幾ら出すからどういうものができますか?、と
 まあそういう買い物と思って見える方が多いんですけどね、
 私はね、家っていうものは本来お施主さんが建てるものであって
 こういう家を建てたい、でも自分達では造れない部分をお願いしたい、ということで
 私達を使ってもらえたらいいと思うんですよね」
社長さんの話はなかなか素敵だった。

お互いにアイデアを持ち寄って、まとめてもらったプランがとても魅力的だったので
設計は比較的スムーズにまとまり、その後の詳細な見積で予算を超えてしまう部分を
悩みながら削って、最終的にはかなりの部分の塗装を自分たちでやるという仕様で
話がまとまったのが去年の秋の終わりのこと。
 


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「今週は塗装は無いです。ゆっくり休んでくださいね(笑」
若い設計士さんはちょっと高校球児を思わせる純真な目をしていて
夏に最初のアイデアを持ち寄って話をした時にすぐ、「この人に任せよう」という気持ちになった。

そして、先週のこと。
「柱が立ち始めました、よかったら見に来てください」というメールをもらって
晴れ間の広がってきた昼過ぎにクルマで向かってみると...おお、形が見え始めている!

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しばらく職人さんたちとも話をしてから、クルマで反対の西側に回ってみる。
真東に向かって立つと、正面は美ヶ原の山並み。
片流れの屋根は南向きに下がっていて、北側の2階の窓からは北アルプスが見えるはず。


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そして今日。
屋根の下地も張り終って、サッシ屋さんと現場で窓の高さなどを確認する打合せ。
何度か降った雪がまだ畑の表面にはしっかり残っている。


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初めて建物中に入ってみた。
木のいい香りがする。感激。
小さな造りだけれども、これで十分なんじゃないだろうか。
屋根の張り出した部分の裏側に、我々が塗った部材がしっかり見えている。


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オートバイ3台+αを収納できる車庫。ここだけは贅沢な造りなのだ(笑
雨の休日はここで過ごすことが確実に増えそう。

「あとで釘を打ったりできるように、ここだけは内側も板貼りがいいんじゃないかと。
 それと、何かオートバイの部品を何処かに使えないかと思って考えてるんですけど。
 ドアストッパーとか取っ手とかに...」
ワタクシが言ったのではなく、若い設計士さんがそんな風に言ってくれたのだ。
こういう共同作業はとても楽しい。



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柱と梁の組み合わせを見ていると、壁が立って見えなくなってしまうのが惜しい気がする。

「先日はお茶菓子をご馳走様でした!」
職人さんたちは、この寒さの中でも白い吐息を吐きながらてきぱきと動いていて気持ちが良い。

「彼はまだ20代なんですけど、木の目を読むのが上手いので任せてるんです」
設計士さんが言う。この工務店さんは大工さんも自社の社員だそうで、
一緒に過ごしているうちに評判が良い理由がよくわかった。

今月の終わりからは、また別の部材の塗装が待っている。
春に引き渡された時点でも、内装は壁の下地までしか仕上がっていない筈で
最後は我々自身で塗って仕上げるのだ。大変そうだけど、楽しみでもある。
何処かに絵でも描いちゃおうかな...


タグ:家づくり
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今年の桜。 [暮しの手帖]

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去年の花見散歩から、ちょうど一週間遅れの今日。のんびり相棒と弁当を持って出掛けてみた。
市内の弘法山はちょうど満開。こんもりとした桜色のトンネルを抜けるように山道を行く。


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小高い山の外周がすべて桜で覆われて、その先の眼下にいつもの街並み。



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行き交う人も、弁当を広げて談笑する人達も皆和やかに微笑んでいて、なんだか幸せな空気だった。
登ってきたトンネルをまた抜けて、いつもの「我が家の桜」を目指すことにする。

混む道を避けて奈良井川沿いに北に少し進み、去年も弁当を広げた市営の「ハーモニーホール」へ。


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去年以上に静かで、貸切り状態。
たまに敷地の東側を桜越しに大糸線の2両編成の車両が走り抜けて行ったりして、良い雰囲気だ。


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ハーモニーホールにて4.jpg

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ふと足元に目を向けると、芝生の上にも春の色合い。


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相棒に頼んで握ってもらった丸美屋の「すきやき」ふりかけのおにぎり、伊達巻も少し。
レンコンとえのきの梅肉炒め、ちくわの天麩羅、自家製ポテトサラダ、玉子焼き...
音楽も喧騒も無く。平和だなぁ。

こういう時間を過ごすために、きっとワタクシは働いているのだ。うむ。


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3月16日のメモ。 [暮しの手帖]

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いろいろ考えてはみるけれども、まずは「できること」から。

ブログ仲間のMORIHANAさんに教えてもらって
so-netポイントによる被災者支援のための義援金に申込んでみた。微額ではあるけれども。

職場の店舗では、定休日明けの明日からしばらく、売上の一部を義援金に寄付させてもらうことにした。
我々無事だったものができる経済活動として、普段どおりに働いて趣味の好きなものを買ってほしい。
今この時期に趣味を楽しむことへの不条理な後ろめたさを少しでも軽減できたら、と思う。





今晩はオムライス。.jpg
不安は私も含めて多くの人の心の中にあると思う。
でも、ブログやtwitterで「不安だ」とは意地でも書かない。
もっと不安でどうしようもない人々が何万と居るのだから、
情報の不足している人を不安に陥れるような不正確で個人的な感情は努めて書かずにおきたい。

震災の現場で何が起きているのか正確にわからない以上、
「もっとこうするべき」とか「対応が悪い」といった批判は避けたい。
政府の対応を批判するだけの根拠も、確実に正しいと自信の持てる代案も
今の自分は持ち合わせていない。

とりあえず電気はできるだけ節約しようと思う。
毎日湯たんぽをしっかり抱きかかえて、早めに布団をかぶり
妻の目をしっかり見て静かに話をして、
気丈に、普段どおりに過ごしたい。

確実に「これは良い!」と思える支援の方法が見つかったらすぐに行動を起こせるように
気力とエネルギーを蓄えておこうと思う。


追伸:別のところにも書きましたが、湯たんぽはなかなか良いです。
   今日はかなり冷え込みましたが、我が家では湯たんぽを抱えてエアコンを切ってます。
   寝る時に布団に持込むと、これもまた幸せな気分です。
   どうぞお試しあれ♪

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丸5年経過。 [暮しの手帖]

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昨日の朝、カーテンの隙間から覘いた外の景色ははうっすらと雪化粧だったけれども
午前中にはすっかり溶けてしまって、いつもの乾燥した風景に戻っていた。
今我々の住んでいる松本~塩尻の盆地は周囲を山に囲まれているせいか、本当に雪が少ない。
南へ行けば峠から先は雪がしっかり残っているというし、
左右の山は少し登り始めるとすぐに「冬季凍結のため通行禁止」なんていう看板に行く手を阻まれる。
あまり深く考えずに移動してきたけれども、本当に暮らしやすい土地なのだ。

こちらに来て3年目に突入したわけです。


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ミニチュア・カメラで切り撮る休日。 [暮しの手帖]

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ボケまくりと思いきや。.jpg
個人的な課題が溜まっている。
久しくエンジンに火を入れていないオリバー君、
ひび割れたタイアを履いたまま冬眠中の仔犬号、
窓際に放置された観葉植物的に伸び放題の髪...

いつもより少しゆっくりと起きてカーテンをめくると、冬らしいすっきりとした青空。
2階の窓からミニチュア・ライカで撮ってみると...なんだか本人以上に眠たい画像だった。
レンズに付いた距離計を見ると、焦点距離50cmのまま。ピントが合うわけがないのだ。



今日はしっかりピントのあった日にするぞ、と。


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なにはなくとも。 [暮しの手帖]

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年賀状2011.jpg

平和で楽しい一年になりますように。
いつもそんな気持ちを忘れないで過ごそうと思います。




平塚から富士。.jpg
久しぶりの関東、あまりの暖かさに少し驚いてます。
長野暮らしのせいで暖かく感じるだけなのかな。
明日は写真に見えている富士の南側を回って西へ向かう予定です。

今年もどうぞよろしくお願いします。
皆様もよい新年を。
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たまには振り返ってみる。 [暮しの手帖]

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絵本調に。-5.jpg
とにかく今年の夏の長さには参った。
春と秋が4ヶ月ずつ、冬と夏は2ヶ月づつでいいんだけど。


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でも、真夏に訪れてみた高原の爽やかさは、なかなかのものだった。
今になってみれば、肌を焼く陽射しがちょっと懐かしい感じもして。


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高低差のある土地に住むのは、なかなか楽しい。
ほんの少し離れただけなのに、妙に浮世離れしていたりして。
また出掛けよう、と思える場所が少しずつ増えてくるのも嬉しい。


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松本の市街地は、まだ散策したことのない場所がたくさん残っている。
きっと面白い店がいろいろあるんだろうなぁ。美味しいお店も、ね。


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我が家の前の田んぼまで戻ってくると、ほっとする。
考えてみれば、1年の半分近くは稲の育ち具合を眺めて過ごしているのだ。


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昼ごはんに唐突に羊印。
二人暮しのおかげで働く気力も保たれているのであって。


実家も花畑化。.jpg
相棒を乗せて、年末年始は恒例の実家~富士山巡りへ。
雪なら雪でもいい。
数日は仕事のことも忘れて、目に映る景色を楽しんできたい。

皆さんも、どうぞよいお年を。
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休日通信 2010.11.04 [暮しの手帖]

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鬼胡桃。.jpg
確かに、以前は殻を割るのは自分の仕事だった。何より好きだったしね。
新幹線で出張に行くと、駅で甘栗を割って景色の流れていくのを眺めながら
爪で皮に割れ目を入れて、のんびり時間を掛けて剥くのを楽しんでいた。

でも、相棒も殻を割るのは嫌いではないみたい。
食卓で向かい合って、「今日は何粒ですか?」なんて訊かれて
あとはお任せして剥きたてを戴くと、妙に旨い。
真剣に剥いている人を眺めているのも悪くない。
こういうのも共同生活の楽しさかな、なんて思ったりして。


朝7時。.jpg
山がくっきりとしてきた。上の方はうっすらと粉砂糖も。


整形前。.jpg
今日は振り替えで休み。
雲も見当たらないくらいすっきりとした天気だけれども
慌てて出掛けちゃったりして、気がついたら1日終わってた、なんていうのも避けたい。
前から気になっていた我が家のRAV4(2代目)の顔の整形でもするかな。

今年の春先にやってきた2代目は初代のデビューから3年後に出たフェイス・リフト版で
銀色に塗られたバンパーは少しいかついデザインに変わっているし
ラジエター・グリルも一回り大き目の物が付いている。
販売チャンネルの違いで、斜め格子の妙に和風なデザインなのが前から気になっていて
実はクルマ本体を手に入れる直前に初代のシンプルなグリルを安く手に入れていたのだった。


成型美容。.jpg
裏から留めているナットを外すと、十数年分の埃や飛び石の傷とともに古いグリルが外れた。
余分に覆っていたボディ色の部分も少し磨いて、一回り小さな初代のグリルと交換。
うん、すっきり。
鼻先の出っ張りが無くなって、少し大人しく見えるようになった。

ちょうどお昼。
相棒は「ぅぅぅぅラーメン食べに行きたいぃぃぃぃぃ」と静かに騒いでいる。
市街地を少し北に抜けた所にある、お気に入りのとんこつラーメンの店へ。

小振りの焼き餃子も食べたし、最後に白いご飯も少し沈めて食べたし、満足である。
「一日分のカロリー摂っちゃったかな...」
ま、たまにはいいんじゃない。


百人パンさん。.jpg

惹かれる品書き。.jpg
お城の北にある素朴なパン屋さんに立ち寄り。
ラーメンによる満腹効果で今日は控えめ...かと思ったら、大きな袋一杯で出てきた(笑
「だって、どれも美味しそうだったんだもん」
はいはい。

家に帰る前にお気に入りのケーキ屋さんにも。


☆☆☆


これが一番書きやすい。.jpg
以前の職場では、もっぱらシャープペンシルを握ることが多かったのだけれども
今の仕事では契約書の記入などでボールペンも欠かせない。
黒と赤のボールペンにシャープペンが一緒になった「マルチペン」があると便利なので
BMWのノベルティ品やロットリング社の物を使っていたのだけれども
中で軸がしなる造りのせいか、シャープペンの芯がすぐに折れてしまうのが不満だった。

試しに買ってみたステッドラーの「アヴァンギャルド・ライト」というペン、これはかなり良い。
アルミのボディは軽く細く、短めに仕上がっているのもポケットへの収まりが良いのだ。
シャープペンの使い勝手も問題なく、使うペン先の印を上にして押出すだけという
操作方法はロットリングの3in1とも共通。
セールだったりすると2000円を切るお値段なのも嬉しい。


なので大人買い。.jpg
というわけで、当分はこれで行こうと決めて、大人買い。
アルミ素地仕上げとブルーの2本。


これも好き。.jpg
セール扱いだった上に、使いやすいロディアのメモ・パッドまで付いてきた。
むふ。



DBK。.jpg
そうそう、こんな荷物も届いたのだった。
DBK社のオイル・ヒーター。Made in Germany。
ヨーロッパで宿に泊まると、窓際の壁の下にこれの大きなものが組み込んだあったりするくらいだから
それなりに役に立つものだろうと思って。
試してみると、本当に優しい温まり方だ。
色もほんのりクリーム色。のどかで良い。



本日のケーキ。.jpg
本日の〆はこんなケーキ。
相棒のお気に入りの店のショーケースの中で、この器に目が留まってしまった。
商品名は「キッズ・デザート」。山盛りの果物の下はたっぷりのカスタードとスポンジの積み重ね。
お子様にはもったいない...なんてね。


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夏の終わり、その2。 [暮しの手帖]

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先週の土曜日、近くの神社で夏祭り。
去年の記事と同じような様子で、賑わいを楽しんで家に帰ると目の前で花火が上がった。
田んぼも刈り取られて、ようやく夏も終わり。


⇒この後はお祭りと花火写真集です。


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