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なぜか新潟。 [気になる光景]

台風一過、猛烈な暑さ。
また往復500kmの出張に行くことになったが、バイクで行くのは諦めた。
前日は遅かったし、熱風の中を走っていても辛いばかりだし
汗が引かない状態でヘルメットを被るのは地獄だ。


2件の仕事を終えて、帰りの関越に乗った時にはもう7時すぎ。
ミラーのなかに夕焼け。
トンネルを抜けると、それももう消えていた。

サンドイッチを頬張って、黙々と暗闇を抜けて
30年前の井上陽水を大音響で聴きながら。

窓の外ではりんご売り....僕のテレビは寒さで、画期的な色になり....

って、すごい詞だ。

☆☆☆

休憩。
なにかいい土産物はないかな...?
と、そこへ目に飛び込んできたものは!


こりゃまたストレートな。
「やさしく食べてください...」って、ヲイヲイ(笑

こんなもの、サービスエリアに置いていいのか?
写真を撮るのも度胸が要るじゃないか(苦笑

しかも、これの何処が「新潟」なんだ!? 激しく疑問。

春に見つけた本物の女性から型を採った『ひざまくら』も凄かったけどな...

 追伸 *皆様へ:断じて、買って帰ってませんよ。
     **相棒へ:特に何かのアテツケというわけではないので...


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人との距離について。 [気になる光景]

数日前にこのブログを見に来てくれた方から
始めたばかりの頃の記事の写真に触れたコメントをいただいた。

こんな写真だった。

100年近くもの歴史があるという英国の代表的な園芸のイベント
チェルシー・フラワーショーの開催中に、あまりの人の多さに敷地の外れのあたりを
ふらふらとさまよっていた時に出会った光景。

ショーの会場はこんな感じでかなりの混み様。これが嫌だという人も多いのだろう、
主催者は数年前から期間中のチケット販売枚数を定めて、それ以上は決して売らないようになった。

混雑はしているのだが、日本でこういったイベントの人波にもまれたときの様な消耗は感じなかった。
なんだか他人との距離の取り方が日本とは違う感じなのだ。

歩き疲れて芝生で休んでいると、意外なほど近くにどんどん見知らぬ人が腰を降ろすのだが、
皆、何もなかったように、友人同士の会話を静かに続けて、あるいは一人でぼおっとし続けている。
後から来た人は、ごく自然ににっこりとしてすぐ近くに座り、
元から居た人も、一瞬にっこりと表情を返して、また友人との世界に戻る。
人の数の割りに、いつまでも静かだ。皆低い声で話している。

他人との共存に慣れている、とでも言うのか、
「他人は他人、でも物理的に近くに来た人には当然の挨拶をしてお互いに気持ちよく」ということか。
なんだかいいなあ、と思ったのだった。

☆☆☆

これだけ世界中の情報が溢れているのに、現実社会はどこを見渡しても日本人ばかり
というこの国の風景は、やはり特殊なんだろう。
見た目が他の人と変わってる、というだけで善し悪しに関係なくトピックになってしまって。
目立てば勝ち、とばかりに恥ずかしい格好や音を発してみたり
面倒な人は「みんなと同じ生き方を」「なるべく目立って叩かれないように」なんて思ってしまう。
我慢してるんだ、という勝手に抱え込んだストレスを「違う人達」にぶつけて発散する。
同じような見た目なのに、知人以外は人間ではないような無視の仕方をする。
そんなサイクルが少しずつ広がっているような感じがする。

イギリスだけじゃなく、中米も、南米も、東南アジアも、ドイツも、スイスも、アメリカも
何処もいろんな発見があって、自分はまだまだ阿呆だなあと思って楽しんできた。
帰ってくる度に,暮らしていくのが楽になってきたような気がする。

どんな理由でもいいから、一度はこの国の外に出てみるべきだ、と思うのです。





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海辺はどこへ。 [気になる光景]

次の2枚の写真には、ある共通する撮影条件がある。


こりゃまるでBlade Runnerそのものではないか。
足りないのは、強力ワカモトの看板&飛び回るスピナー、か。


のどかです。
森に向かって歩いていく、夏服の女性。





一見関係なく見えるこの2枚の写真、実は同じ場所から半日時間を隔てて撮ったものなのです。

☆☆☆

先日の日曜日、猫の島からのんびりと引き上げてきた我々は
汐留にある比較的新しい高層のホテルに泊まってみた。

夜。
地上150mほどの海側の窓からは、築地の方角が見えている。
目の前にも、高層ビル。
足元には首都高、汐留から新橋へ向かってオレンジの光跡が急カーブを描いて綺麗だ。
空気が湿っているせいもあって、なおさらBlade Runnerっぽい。
いつの間にこんなに高層ビルが増えたんだろう...?

窓が足元から始まっていて、近寄るとなんとも言えない「ぞわぞわ感」が背中を走る。
ううむ。たまらなく、ぞわぞわ。

二つのビルの間、その奥に広がる暗がりに、浜離宮があるのだ。
2枚目の写真が、朝の浜離宮。同じ部屋の窓から撮った。
小学生のような寝相で相棒がぐうぐうしている間に(うそです)。

でも、こんなに近くて、いいんだろうか?
景色を楽しんでおきながら言うのも気が引けるが、その後もなんだか気になっている。
ただの海辺ならまだいい。
でも、それなりに歴史のある庭園なのだ。

東京都の案内には、こんな風に書いてある。
※浜離宮恩賜庭園は、文化財保護法(第2条)により芸術
  又は観賞上価値の高い庭園として、特別名勝及び特別史
  跡に指定されており、将来の文化向上発展の基礎をなす
  ものであるため、その保存が適切に行われるように、周到
  の注意をもって多くの方々に静かに観賞していただいて
  いる施設ですので、ペット連れの入園はお断りしております。

ペットも困るのかもしれないけれども
真際に巨大なビルが建っていることの方が私には気になる。

海の水を引き込んだ庭園なのだ。
出来れば、この周囲は、低く、風通しの良い景観を維持して欲しかった。
そんな風に思えてきた。

高いところからの夜景は本当に美しかったのだけれども。


Happy Birthday..?? [気になる光景]

異文化、と言えば。


ロンドンのとあるケーキショップのウィンドウに飾られていた
デコレーションケーキ?
だよね?

これは.....いりません、ワタクシ。
スパイダーマン、ノーサンキュー。
人工着色料100%、という感じのドギツイ真っ赤も、勘弁してほしい。


「お誕生日おめでとう!あなたの大好きな恐竜よっ!!」
「.....」

「コウモリもあるのよっ!!」
「.....」

うーん、この感覚も、わからん(苦笑


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猫の島。 [気になる光景]

土曜日の夕暮れ時、飛行機大好きな相棒と羽田方面へ。
京浜島には何度か行ったことがあるけれども
今回は、お台場から海底トンネルを抜けた先にある海浜公園へ行ってみた。


意外に、ちゃんと広々した砂浜が。
岩場の先に、滑走路。旅客機が轟音とともに工場風の建物の影から現れて、ゆっくり沈んでいく。
でも、どういうわけか、猫だらけなのだ。江ノ島を思い出す。
積まれた岩の間から、子猫がひょっこりと顔をのぞかせて、また引っ込んだりする。


しばらくカメラを構えて凝視していると
突然、子猫を置き去りにして、そそくさと目の前を通り過ぎる二人....


頑として、こちらを見ない。
あ、このポーズは!
水平線を見つめて思い出にふけっている.....わけじゃない。


あ、やっぱり...

☆☆☆

ということで、海浜公園は巨大な猫のト○レと化していたのだった。
お子さんと遊びに行くときは、気をつけましょう(微笑


石膏像、その後。 [気になる光景]

ohさんのblogで石膏像のミニチュアを見て、懐かしいなあなんて思っていたら、
その本物が意外に近くにあったのだった。


家具屋時代に古い店舗を閉めようとしたら、ディスプレイ品として幾つかの石膏像が出てきたのを
捨ててしまうのはもったいないと、実家に持って帰ったのだ。
我が家は団地の一階なので、母は自分の部屋の窓の下の屋外にそれを転々と並べた。
ヴィーナス、アリアス、それから...なんだったっけ。

それから10年近くが立って、そこだけがなぜかギリシャかローマの遺跡風...(笑

去年、大掛かりな道路の改修工事があった時にも、
業者の職人さん達が文句も言わずに何処かへ運んで、また元に戻してくれたそうだ。
重いんだけどね。
初夏の植物が回りに適度にはびこって、悪くない感じだ。

白い大きな百合が咲いている。
最近の園芸種ではなくて、地味目の白一色の百合だ。
カサブランカとかは、ちょっと派手すぎる。個人的には。
私が以前に土産で持って帰ったのを地植えにしたのだそうだ。

☆☆☆

白百合といえば、実家にこんなものもあった。

80年代初期の、無名の作者による日本画。
なんか、清楚ですね。
でも、さっぱりしすぎというか。
やる気が感じられない、といったら言い過ぎか。
まあ、この作者も描けって言われて描いただけだから、仕方ない。

なんて。
作者が言うのだから、間違いないのだ。
もう膠を茹でて溶かすなんてことも、することないんだろうな...


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渾身の力作。 [気になる光景]

長野のとある市街地にて、前方に凄いものが走っていた。
運転席の後ろに巨大な衝立を立てて、そこには渾身の力作が。

紫電改!でもどうして??

リアの右下にはこの車の「名前」と思われる『紫電丸』(笑)のプレート。
ちなみに、1t トラックだったので、ちょっと可愛い過ぎるのが難か。

中国のメディアには見られたくないけど(苦笑


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G.D.のおまけ。 [気になる光景]

この間の帰り道、奥多摩湖辺りであまりのクルマとバイクの多さに、
思わず向きを変えて小菅村から上野原へ、人気の少ない森の中を駆け抜けていた。
新緑が眩しくて、陽はまだそこそこ高くて、しばらくは行きかうクルマもなく。
幸せだなあ....と、再び加山雄三状態に浸っていたら。

小さな集落に差し掛かった途端、大音響の演歌。


歌謡ショー開催中!なのでした。


思わず銀馬を止めて歩いていくと、坂を上ったところに集会所。
でもね、みんな楽しそうに、熱心に聴いているんです。
「いやあ、色白だから映えるんだわ」
「そうそう、綺麗ねえ...」
子供まで聞き入っている。でも、演歌だ。
なんとか海峡~♪
って、奥多摩で聴くと、また風情がある。かなあ。

集会所の下には冷蔵ケースを荷台に積んだトラックが留まっていて、
肉類や魚、野菜や豆腐なんかを奥様たちが買いに来ていた。

☆☆☆

その後、和田峠から八王子~立川方面を眺める。


冬は遠くの高層ビルまで見えるんだけれども。
この方角をまっすぐ走って家に帰るんだなあ、と思うと、やけに遠いような気分がする。
でも、何ということなく一時間半くらいで着いてしまうのだ。

☆☆☆

峠を降りた先では狭い農道のたばこ屋脇に、ぴかぴかの大型の四輪駆動車が突っ込んで大破していた。若者が数人で道路に立って交通整理をしてる。
何があったかは知らないけれども、こういう長閑な所で事故を起こして欲しくない。
狭くなったら、ゆっくり走ろうじゃないか。
先の見えないカーブでは、かっこ悪いくらいスピードを落とそうじゃないか。
飛ばしたい時には、どこまでも見通せる気持ちのいいところで。
以上、自戒。

☆☆☆

しばらくして、あたりは普通の町の景色に。コンビニで止まって、なぜか牛乳とシュークリーム。
すると、ボバンババンボン、ボンバッバボン!と懐かしい(嘘)大音響が。


眼が合いました(笑
こちらが望遠を構えていたのを気にしたか!
で、全員で私の脇まで走ってきた。ボンバボンッ
(あの調子のいいフカし方、狼少年ケンのイントロを思い出すのは私だけか。)

なかなかの配色感覚だ。
パステル調の色をうまく使って.......ないけど。
私が一歩踏み出してバイクに見とれてたら、彼らは呆れた顔をして店に入っていった。
と思ったら、他の柄の悪い車のお兄ちゃんたちと口喧嘩を始めてた。
平和だなあ。

というわけで、どうでもいいおまけでした。


人生の転機。 [気になる光景]

出張先でふと見上げたダンス教室。
勇気を振り絞って飛び込んだその日から、私の人生は音を立てて回り始めたのだった。


.....。

というようなことは、私には起きなかった。

上のフロアは塗装屋さんだしな.....。

☆☆☆

ちなみに一階はローソン(笑)
最寄り駅から車で10分ほどの住宅地のはずれ、周りには...なんかあったっけ。
あ、JA(農協)のスーパーがあったなあ。


酩酊。 [気になる光景]

久しく外で飲んでいない。
忙しいせいもある。他人と行くのが面倒くさいということもある。
でも、家で酔っぱらっても、なんだか、いかんね。
バーなり、飲み屋なりで酩酊して、
混乱しながらも立ち上がって移動しようとする、さらに朦朧とする、
あの感じがなんともいえないのだ。

最近、最後に行った飲み屋らしき飲み屋、浅草・神谷バーにて。
久々に(十年以上ぶり!)行ったのに、ほとんど何も変わってなかった。
次から次へと客が増えてきて、空いた席に自動的に合席。
パチンコ屋のような狭さで、必然的に見知らぬ人が会話にどんどん加わってきて
そこへアルコールが入るのだから訳がわからず。
その混沌がnice!なのだ。
(相当so-net blogに頭もやられてきたなあ)

左隣に酒焼けした赤黒い顔の年配の親父が流れてきた。
完全に出来上がっている。
しばし大声で何かしら人生訓的なことを叫んでいたが、そのうちに
怖れをなして静かにしているうちの相棒をじっと見て
「あんた、この娘は良い娘だ。俺にはわかる」
「....そうですね」
「ほんとにわかってんのかあっ。ならいい。大事にしなよ」
「ええ、大事にします」

相棒の隣にはさらに若い女の子が。
「さっきから、何話してるんですかぁ?」

いきなり親父、「お、男同志の話だよ。なあ」
真っ赤な顔をして私を見る。
「そう、男同志の....」

訳のわからない飲み屋に惹かれる、今日この頃。
ただ疲れてるのか。


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