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高い場所と小さいものが好きなのだ。 [景色]

WinterAlps Scheme.jpg
アルプス公園にて。.jpg
カーテンを開けた窓辺に近寄ると意外なほどぽかぽかとしていて
こういう日に跨っておかなければいつ跨るんだ、というほどの暖かさ。

松本市街の北側にあるアルプス公園まで一気に登ってみる。

というわけで、ちょっと高い場所へ。


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冬の予告編。 [景色]

Sunset scheme.jpg
凍える....jpg
最高気温が10℃を下回ると、もう気分は冬。
秋は何処へ行ったの?
しくしく。。

出掛けてはみたものの...


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カメラロボの視点。 [景色]

田んぼscheme.jpg
朴葉のおこわ。.jpg
*撮影:カメラロボ1号

名古屋へ日帰りの仕事が入ったので、カメラロボを搭載して出掛けることにした。
夕方から局地的な雷雨の予報もちらりと聞いていたので、列車に缶詰になるのは避けたいとも思って。
どういうわけか、過去2回連続で列車でバビロンまで出掛けた帰りは車内で缶詰だったのだ。
踏切事故、鹿との衝突...

それほど時間に余裕もないので、行きの休憩は1回だけ。
一人小旅行気分のロボは朴葉で包んだおこわなんていう美味しそうなものを見つけて小さく喜んでいる。
仕事の集まりの会場から近いデパートにクルマを滑り込ませて、ロボ念願のSugakiyaへ。



水質検査。.jpg
*撮影:カメラロボ1号

前に富士宮のユニーで食べた時以来のスガキヤ。
独特の鰹節風の香りがして、味は意外にあっさりしている。
中京圏の人にとっては「おやつ」らしいし。
それにしても、そんな風に撮ったらあんまり美味しそうに見えないよ。
水質調査の記録写真じゃないなんだから(笑


持ち上げてみた。.jpg
*撮影:カメラロボ1号

向かいの席から手を伸ばして、例の不思議なフォークを持ち上げてみた。
普通のラーメンはこんな感じで具が少ない。風景としてはちょっと寂しい。



湖上の風景。.jpg
ワタクシは「野菜たっぷりラーメン」というものにしてみた。
富士宮で食べた時よりも、数段美味しかったな。
見た目よりもあっさりとしていて、値段(390円)を考えたら悪くない。おやつとしては、だけど(笑

帰ってから、この写真を見てロボがつぶやく。
「なんでこんなに美味しそうなのー!」

そう?角度にもよるんじゃないかな。
食器の中の食べ物を風景として捉えてみたら、どうだろう。



夏のご飯ススム君。.jpg
どんなに素敵な景色だって、上から見下ろした衛星写真ではただの立体的な地図のようなものだ。
近景があり、ちょっと霞んだ遠景があり、そこ彼処にきらりと光るハイライトがあり。
そんな風景として撮ることができれば、どんな食べ物もそれなりに美味しそうに見えると思うよ。
なんて偉そうに言える話じゃないけど。

夏野菜の揚げ浸し。我が家の夏のご飯ススム君。相棒作。

魚と緑。.jpg
こちらで手に入る野菜は色が鮮やかで美味しい。
素っ気無い白の食器に盛られると、なおさらその色が目に留まる。
茎まで美味しいブロッコリ。

「ふうん、たしかに『全部写さなきゃっ!』ってつい思っちゃって、上から撮っちゃうんだよね」

そうなんだけどね。
意外に人間って写って無くても想像できたりもするから、全景が収まらなくてもいいんじゃないかな。

なんて言ってはみるものの、自分ではない人の視点はいつも新鮮で楽しい。
想像を超えるものが一番楽しいのだ。きっと。


此処に居ます。.jpg
*撮影:カメラロボ1号

自分が貸し会議室にすし詰めになっていた間にロボが歩き回って撮ってきた写真をのんびり見せてもらう。
現在地...そもそも、ここは何処?(笑



興味はミニチュア。.jpg
*撮影:カメラロボ1号

あ、地下鉄の駅の地下街の何処かなんだね。よく出来てるなあ。
ミニチュアを造る仕事っていうのも楽しそうだ。


水冷。.jpg
一方のワタクシが仕事から開放されて外へ出て、いきなり撮ったもの。
ビビソパ&水冷(笑



ワイパー追いつかず。.jpg
*撮影:カメラロボ1号

帰りは予想以上の豪雨。ワイパーが追いつかないほど。
稲光で空を覆う雲が真っ白に輝くたびに助手席でビクン!とロボは小さく跳ねている。
「だって怖いんだようぅ...」
はいはい。でも確かに凄いな。
慎重に速度差を考えてトラックの群れをやり過ごしていかないと、飛沫で全く前が見えない。

水捌けの悪い山間部では車体がふっと浮き上がるような感触があったので
無理せずゆっくりと家路へ。いつも以上に時間を掛けて帰った。ちょっとぐったり。


ハイスピードのりたま。.jpg
*撮影:カメラロボ1号

ついこのあいだ、バビロンに出掛けた時にロボの撮った写真も楽しかった。
首都高速から眺めたのりたま。


かつての住処。.jpg
*撮影:カメラロボ1号

ワタクシが以前に住んでいたマンションが近くなる。

「確かもうすぐだよね。うわーん、わからない...」

80km/hで走るクルマの窓にカメラごと張り付いているロボ。
その姿勢では狙った建物は余程上手くタイミングが合わないと撮れないと思うぞ。

じゃあ、ハイって言ったらシャッター押すべし。
5、4、3...ハイッ!
お、見事(笑

☆☆☆

記憶の風景。.jpg

懐かしの団地。.jpg
土砂降りの高速道路に乗る直前、ロボが育った懐かしの場所に立ち寄ってみた。
この辺りに住んでいたことがあるのだ。

「ここを曲がったら小学校があると思う...」

景色は大きくは変わっていないらしい。

「そうそう、このプールが深くて怖くて...」

その先の団地の路地に車を停めると、ロボは嬉しそうにカメラを握って飛び出していった。
景色の記憶と共に、その頃に感じたいろいろなことも思い出しているのかな。



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水耕キャベツ。 [景色]

Azumino scheme.jpg
ペーパームーン。.jpg
日曜の晩の月は素敵だった。
低い位置で金星と寄り添っていて。




田んぼの夕暮れ。.jpg
一昨日の夕方の月も悪くなかった。
秋までは田んぼに写る景色が楽しめる。




不思議な雲。.jpg
帯を解いたような雲に、夕日。


☆☆☆


今日の実験君。.jpg
台所に、妙な器が置かれていた。
スポンジが水に浸っていて、その上にはキャベツの芯。
捨てる前においてあるだけかと思ったら、どうも実験君らしい。
しばらくすると、しっかり茎が伸びてきてちょっとびっくり。

今月8日。
伸びた茎の先に蕾らしきものが。ちゃんと咲くのかな。



キャベツの花-1.jpg
うむ、しっかり膨らんできた。今月15日。



キャベツの花-2.jpg
その二日後。
生命の危機を感じて花を付けるのだ、なんて聞いた覚えがあるけれども
これを地植えにしたらちゃんと収穫できるのかしらん。



こごみの胡麻和え。.jpg

たらの芽。.jpg
戴きもののコゴミをさっと胡麻和えにしてもらって、
ふっくらしたたらの芽は天麩羅に。

たまに思い切り肉が食べたいと思うこともあるけれども
野菜を食べている時が一番気分がいい。
自分の身体は、きっと野菜だけでも生きていけるように出来ているに違いない。
肉類は、一種の嗜好品みたいなものだな。


爽やかな5月。.jpg
長袖のシャツで出掛けて、日中は袖をまくったりもして
夕方、少しひんやりしてきたなぁ...なんて思いながら家路へ。
これくらいの気温が一番好きなんだけれども、ちょうどいい季節は一瞬。
慌てずに、身の回りの景色に目を向けて過ごしたい。


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言文一致運動のススメ。 [景色]

Sakura scheme2009.jpg
久々に富士。.jpg
早朝、ドイツ製の大きなエンジンを積んだ技術の塊のようなクルマでバビロンへ。
久々に富士もくっきり。
他人の運転している自動車だと思うから怖いのではないか...と思って
変わった電車にでも乗っているつもりで景色を眺めて過ごす。
次元の違う速さで到着。


ニンジャーラ、って。。.jpg

この人のデザインらしい。.jpg
ドイツ製のオートバイとは違うね。乗る人の発想も。
悪い冗談かと思って近寄ってみるけれども、誰も笑ってない。


品川・東京都.jpg
緑が多いことがこの街の救われるところかも。



夜行特急。.jpg
再び超特急に乗って我が町へ。甲府盆地の夜景がきらきら。


☆☆☆


ひゃくにんぱん。.jpg
翌日は休んで相棒と雨の町を散歩。
ここは本当に居心地がいい。
相棒がパンを選んでいる間、仕事中に気になったことを思い出す。

「...といったステータスにあるわけでございますが...」
「各種法令に対するコンプライアンスの徹底を求めていきたいと考えており...」
「それらのエビデンスを確実に保管していただき...」
「ステークホルダーの皆様に対して...」
「こういったインフォメーションはコンフィデンシャルなものでありますので...」

無理して言葉を置き換えて、何か意味があるのかな。
カッコいい気分がして会議がはかどるとか。
ステークホルダーという言葉を最初に聞いた時、外国人向けの鉄板焼きレストランで
サイコロステーキを取り分けるのに使うやたらと長いフォークみたいなやつかと思ったんだけど。

日本語に無い概念ならわかるけど、
既にある言葉をカタカナに置き換える必要はない、と思う。


ここのパン屋さんはなかなか美味しいパンを作っている。
可愛らしい創意工夫があって、楽しいお店です。

※ご主人のお名前が「百人」さんと書いて「ももと」さんというそうです。ふうん。
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花見日和。 [景色]

Sakura scheme2009.jpg
弘法山は桜の古墳。.jpg
Panasonic DMC-LZ8

明け方にまた強い風の音で目が覚めた。暗がりの中で目覚まし時計の針を見ると5時半。
でも、しっかり今日は寝坊するのだ。休みなんだもの。

散ってしまわなければいいな、と思いながら二度寝して訳のわからない夢を見て
起きてみると風は静かに止んでいる。雲もほとんどない。花見日和だ。


さぁ、出掛けよう。


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白い朝。 [景色]


12月19日.jpg
明かりを消す時には、まだそんな気配は無かったのに
目が覚めてカーテンを開けると、一面銀世界。
うわぁ、まいったなぁ...と思った直後に
なんだか、わくわくしていることに気づく。

でも、今日は誰もまだ雪かきに出てないね。



適度な運動が健康への早道(笑.jpg
お、えらい!


運動後。.jpg
いびつなピース(笑

こちらの人は、天気とたたかってもどうにもならないということを
自然に、よく知っているような気がする。
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白い誕生日。 [景色]


肌に痛いほど....jpg
ここ数年、相棒の誕生日には彼女の行きたい場所に出掛けることにしている。
今年は軽井沢が希望とのこと。
この一年、洋服やら電気製品やらを自分の目で見て選ぶということがめっきり少なくなったし
久々に二人でのんびりリアルなショッピングを楽しみたい、ということらしい。
たとえ買わなくても、そういうのは楽しいものね。

で、毎回我々の生活の節目にはよく雪が降る(笑


スタッドレスでよかった。.jpg
*撮影:カメラロボ1号

朝からしとしとと、雨。
松本の北へ抜けて、三才山トンネルへ差し掛かる辺りから雪になり始め
山の上はすっかり雪景色だった。

いったん東御の町まで下り始めるとすぐに雪は止んでしまって
相棒は少しがっかりしたようだったけれども、
長野道の碓井軽井沢出口辺りでは再びしっかりした雪が斜めに吹きつけていた。


これで下りは怖いなぁ。。.jpg
*撮影:カメラロボ1号

上っていくうちに路面に白いものが増えて、何台か停まっている車も。
スタッドレス&4輪駆動で良かった。
もしバイクだったら...


雪の誕生日。.jpg
のっぺりと遠近感の消失した空、降り続ける細かな雪。
小奇麗なショッピング・モールは非日常的に空いていて、ひどく快適だった。
時間を決めて、自由に散策して、また顔を合わせて。



ただいま0℃。.jpg
欲しいもの...特に無いんだよね。

二人揃って、物を買いたい意欲が薄い。
こんな散歩だけでも、十分楽しいからかな。
結局、去年何処かで買ったColumbia製のハンチングの色違いを見つけて買っただけ。
それにしても異様に安かった。1050円。何割引き?

相棒も二色の陶器のグラタン皿のような器を買っただけ。
でも、いいのだ。二人で出掛けること自体が目的なんだもの。


きりりと生姜味。.jpg
日本離れした広大な駐車場に誰も居ないのをいいことに
意味無くクルマで大きなカーブを描いて雪を蹴散らしてみたりしてから
相棒が事前に調べておいた店で少し遅めのお昼。
辛口のジンジャー・エール、向こうは温かなレモン・ティー。



クルトンも旨かった。.jpg
一口目から旨かった。
野菜が旨いっていうのは、幸せなことだ。



たこと帆立。.jpg
蛸と帆立のマリネ。ひんやり、いい香り。


ビスマルクとは、また何故....jpg
ピッツァもなかなかだった。
半熟卵を崩して、角切りのベーコンと歯応えのあるアスパラに絡めて...ぺろり。


レンコン入りなのが最高。.jpg
季節の野菜とサンドライ・トマトのパスタ。
これは、かなり良かった。
レンコンをこんな風に使う料理人には最大限の好感を抱いてしまう。

ふう、満足。お腹いっぱい。


銀亭さん。.jpg
斜向いにはしっかり旨そうなパン屋さんも。
食欲が満たされた状態で買うから、危険が少ない。
それにしても目移りして絞りきれないほど美味しそうな香りと見た目。

いろいろと買い込んで、一向に止まない雪の中を我が家に向けて戻り始める。

佐久から長野道に乗って東部湯の丸で降り、再びトンネルを抜けて盆地の低い場所まで戻ると
我が家周辺はいつものように静かな雨が降っているだけだった。

家に帰れば、いつもの平和な風景。
半日で随分いろいろな景色が目の前を過ぎていった。
二人で並んで、のどかな話をしながら眺めたそういう風景を忘れないようにしたい。
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バビロン再訪。 [景色]

MysticSunset Scheme.jpg
6時55分.jpg
4ヶ月ぶりに、再び東京へ。
雲が低くて、早朝の駅のホームはやわらかい霧の中のよう。
反対方向の北へ向かう、豆腐のような形の特急列車に乗り込みたくなるのを、じっと我慢。


小淵沢通過。.jpg
風が強いのかな。
一瞬晴れ間が射したかと思うと、またすぐ重たそうな雲が垂れ込めてくる。


抜きつ抜かれつ。.jpg
うとうととして、はっと目覚めると、見慣れた郊外の景色。
ああ、こういう景色を毎日眺めていたんだなぁ...と思いはするのだけれども
そんな生活を本当にしていたんだろうか、とも感じたりして。
一年前が大昔に思えてくる。



丸の内。.jpg
新しいビル、新しいエレベーター。
東京駅はすっぽり梱包されてしまっていて、よく見えない。
この辺が日本の中心?ほんとに?


空狭し。.jpg
寿司詰めの会議室から一瞬開放されて、固いパンを齧る。
ガラスと金属とコンクリートで、よく造ったものだなぁ。
歩いている人スピードと顔つきが違う。妙な緊張感が張り詰めている。


陽がさしてきた。.jpg



こんなビルあったっけ。.jpg
ようやく開放されて、ざらっとした不健康な空気が懐かしい感触の新宿へ。
何だか景色が変わっているような気がするけれども...こんな形のビル、前からあったっけ?

大型電気量販店の店頭で、PCの画面でしか見たことのなかった
カメラ用のケースを手にとってみる。
数十分で窒息。口がパクパク...

人大杉。.jpg
携帯電話を見つめている人、多し。ビルの上に半月。


木村君。.jpg
顔だけで、高さ数メートル。自分の顔が嫌いだったら、たいへんだ。



眩しい....jpg
ダムを作って、電気を発生させて、街を明るくして。
人間ってたいへんな生き物だ。
ふう。

一時間早めの特急電車に乗り込んで、我が家へ。

額がまだそんなに目立っていなかった頃の山下達郎を聴きながらうとうとしていると
列車の外の風景が止まっているように見える。
あれ、山の中なのにな。

「先程この車両の3両前の普通電車が鹿と衝突し、ブレーキの故障をきたして停車しております...」

あららら。

「なお、運行再開の目処はまだ立っておりません」

仕方がないので、泡の出る飲み物を買う。落花生も一袋。

「鹿と衝突した際にブレーキが故障した車両は応急処置を行い、ひとつ先の駅に向けて
 徐行運転を開始致しました」

「衝突した列車の次の普通電車の車掌が、線路内に残っている鹿の除去を行っております」

「まもなく、徐行運転を開始致します」


もうこんな時間....jpg
実際以上にひどく距離があるように感じて、ようやく今の生活圏へ。
うん、この静けさ。ほっとする。

改札を抜けると、ちょっと待ちくたびれたような顔をした相棒。
ごめんごめん。
クルマに入ってヒーターを入れ、国道を避けて信号の少ない農道をのんびりと進んでいるうちに
身体に血が通ってきたような気がした。


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