SSブログ

自分に厳しくある人は美しい。 [分類できません]

煙突!.jpg
「まおちゃん、どうだったかな。。」

今日の午後、待ったなしの工事で顔まで真っ黒なのも気にせずがむしゃらに働いている人まで
そわそわと呟いてた。
こんなに誰からも愛されているスポーツ選手って、そうそう居ないんじゃないかな。


厳しいものは美しい。.jpg
フィギュア・スケートなんて、全く興味がなかった。
「今回、○○がフリーで挑むのは『旅芸人の悲哀をどこまで表現できるか』です!」
そんな解説にひどく違和感を感じてしまう。それはスポーツなのか?

「最終戦の舞台、鈴鹿でシューマッハが挑むのは『旅芸人の悲哀をどこまで表現できるか』です」
そんなレースは、ない。

「100mに続いてカール・ルイスが200mでも『旅芸人の悲哀をどこまで表現できるか』に挑みます!」
そんな短距離走も、ない。
表現力がどうしたとか、完成度がどうだとか、個人的にはどうでもいい。

圧倒的な技術を持ちながら、今の場所に満足せず、さらに上を目指して
そんな無垢な向上心の塊のような姿を見ていたら、自然に応援してしまっていた。
オリンピックでこういう人を観ることができたのは幸せな体験だったな、と思う。
オリンピックだからこそ、彼女の示してくれたような純粋な人間の能力への挑戦を見たい。
素晴らしかったよ。
nice!(14)  コメント(8)  トラックバック(0) 

nice! 14

コメント 8

きむたこ

今、モザンビークローカルしかうつらなくて。
オリンピックにはかすりもしない毎日。(。´Д⊂)
おやま、ゴツゴツかためたチョコレートに粉砂糖をかけたみたいね。
ツメタイ季節はおいしい季節。

すきやきふりかけ・・・。
帰国したら買います!(笑

by きむたこ (2010-02-27 03:32) 

まるこ

。・゚・(ノД`)・゚・。
また、泣けてきた。
by まるこ (2010-02-27 09:47) 

YASH

私は今回、メダル争いの蚊帳の外だったように見られていた、
小林明子選手のスケートが印象に残りました。
フリーを滑り終えたあの表情を見たら、積み重ねてきた事を
最高の形で出し尽くせた喜びに比べれば、メダルなんて「モノ」は
大した意味を持たないのかも、なんて思えたりして。

それを両方得たのがキム・ヨナ選手なんでしょうけど、
彼女にも真央ちゃんにも負けない拍手を明子ちゃんに贈りたいです。
by YASH (2010-02-27 23:29) 

luka

浅田真央のプログラムは自己満足で、見ていて楽しくなかった。
その差、だと思います。 プロデュースのミス。
スポーツとして見れば、浅田の勝ち、ですが。
by luka (2010-02-28 21:32) 

tanuki

おひさです。(^^)
harryさんと逆に、私の周りの人たちは、冬季五輪はフィギュアスケートにしか興味のない人ばかりです(苦笑)
私はフィギュアはもちろん、スピードスケートもホッケーもアルペンもカーリングも大好きなので、連日TVと一体化してました(笑)
フィギュアは日韓ライバル対決ばかりクローズアップされてて、いささかウンザリだったんですが、技と美がどう得点に反映されるか・・・ということであれこれ議論されてますね。これは私も記事で書こうと思っているのですが・・・

それはさておき、しばらくは圭一郎君と大輔君にゾッコン状態の私です(笑)


by tanuki (2010-03-01 13:56) 

e-g-g

痺れるようなラインを狙って一挙に五得点、
人間の目では分らない百分の二秒差、、、
雪質の変化に途中で板を変えて走るクラシカル、、、
人の力ってどこまでできるんだろう?
そんないろいろを見せてくれる、
これはやはりオリンピックの醍醐味でしょうか。

「エキジビション」のある競技は、
どちらかと言えばチャイコフスキーコンクールとか、
ショパンコンクールといったものに近いかな?
そんな印象も持ちます。
技術の評価と演技性、その狭間で揺れ動いているのでしょうね、選手もたいへんです。

by e-g-g (2010-03-05 15:44) 

harry

☆きむたこさん、丸美屋の「すきやき」は「のりたま」に
 勝るとも劣らない傑作ふりかけなのです。
 ちなみに、ちゃんと原材料に「こしあん」入ってます(笑
 何処に入ってるのかはわからないけど。
 ブラウニーみたいな山の粉砂糖もそろそろ溶けてきた...かな。
 春近し、であります。

☆相棒へ。良かったことを良かったと感じることが大事だと思うよ。

☆イナテツさん、マスコミって簡単に恣意的な情報を流しちゃうもの
 なんだなって、いまさらながら思いました。
 スポーツの祭典なのに、どうでもいいことへのコメントが
 多かったですね。ストーリーを作りすぎのように思います。

☆YASHさん、そういう喜びの表情をリアルタイムで共有できるのは
 テレビのおかげなんでしょうね。
 スポーツ中継で期待してしまうのは、そういう体験だったのかも
 と思いました。うむ。

 F1を観るのが好きなんですけど、優勝争いよりも
 好きな選手の一挙一動に見とれてることが自分は多いです。

☆lukaさん、観ていて楽しいものではなかったかもしれませんね。
 でも、その挑戦する意気込みには参りました。

☆tanukiさん、カーリングも今回は実況がわかりやすかった
 おかげもあって、観ていて引き込まれましたねー。
 フィギュアって美の要素も大事なのだろうとは思うんですけど
 解説もそちらに比重を置きすぎのような気がして、ちょっと
 違和感が抜けませんでした。
 長島選手の追い込みは凄かったですね。

☆e-g-gさん、こんばんは。
 そう、まさに「選手も大変だろうな」って思いながら観てました。
 基準が明確でなかったら、何にどう挑んでも不完全燃焼のような
 気分のままなんじゃないかと。
 それに比べると、短距離走とか、はっきりしているものは
 シンプルでいいのかもしれません。
 フィギュアスケートって、音楽のコンクールや
 アカデミー賞のようなものに近い、不思議な競技に
 なりかけてるんじゃないかという気もしました。
 

by harry (2010-03-06 21:34) 

harry

☆niceをいただいた皆さん、ありがとうございました。
by harry (2010-03-06 22:23) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。