SSブログ
自由研究 ブログトップ
- | 次の10件

近未来を身近に。 [自由研究]

ハイテク強化週間(何年ぶりだ?)の最後に、Bluetooth対応のヘッドセットを手に入れた。


Plantronics社のM3000という、一世代前のモデル。
NOKIA純正のHDW-2というモデルはこのひとつ前のM2000のO.E.M.だったらしい。


最近の主流は耳たぶにかかるツルの所にバッテリーとか重い部品を集めて
マイクを細いブーム状に伸ばしたバランス良さそうなものになってきているけれども、
全部込みの本体がぶらさがってるこの形のほうが個人的には好みだ。
いかにも「ちょっと前の近未来♪」という気がして微笑ましい。
セッティング中のBGMは、やはりクラフトワークだな。

 ♪ ボクワ オンガクカ デンタク カタテニ ....え、電卓で作曲???

もちろん最近手に入れたNOKIAの携帯電話がBluetooth対応だったからなのだが
この機種には「音声コマンド」という面白い機能があるので、組合せてみたかったのだ。

古いNOKIA愛好者の人ならおなじみの、パックマンのような絵の描かれた小さなボタン。
コレを押してから任意の言葉を発すると、対応した操作を電話が勝手にやってくれるのだ。
昔のモデルでは、このボタンは「ヨベバボタン」と名づけられていた。
ヨベバ、というのはキリストの12人の弟子の中で唯一自分が裏切り者だということを名乗り出た人物...

ではなく、「呼べば」、らしい(苦笑

で、「ヨベバボタン」を押す。
ぴろろろ、と耳に装着したヘッドセットから信号音が。
『音声コマンドをどうぞ』というわけだ。
おもむろに職場の会社名をぼそっとつぶやいてみる。
つるるるるる...「お世話になっております、○○です」
気取った調子で元上司のジョージ(日本人)が出た。
「あ、かかった!ふふ。」
「なんだ harryかよ、なんだよ」
「いや、ちょっと実験してましてね。聞こえます?」
「聞こえるから電話に出てんだろ。忙しいんだよ」
「はいはい」

とうわけで、電話本体は電波の良い窓際に置いたまま
部屋の中を意味なく歩き回りながら、話す。
これはなかなか面白いなあ。

*メーカーの紹介ページ。"スタイリッシュ"と謳っているわりには、着用しているモデルの女性はあまりスタイリッシュでない。どうでもいいけど。


フライングポインターを試す。 [自由研究]

ノートPCのハードディスクの容量が残り少なくなってきたせいか、
フリーズすることが多くなってきた。
写真データがかなりの容量なのだ。どこかに移したい。

ビデオの整理もしたいなあ。というより、もうVTRの時代じゃないのか。
コクーン・シリーズがまだ売られていたら、ちょっと欲しいんだけど。

あ、でも今のデスクトップPC、テレビ録画機能付きのが結構安く出てるんだな。
でも、いずれそんなものを買うこともあるだろうと思って
去年TVチューナー付液晶モニタにしたんじゃないか。トリニトロンに別れを告げて。

などと思っていたところに、Sony Styleで型落ち品のセールの知らせ。
一番安いHXというシリーズのモニタ無し、メモリ512MBのモデルで10万円以下だ。
テレビ録画機能も結構充実してる(らしい)。Sonyらしく、キーワードで勝手に録画してくれる機能もある。
例えば「スピッツ」なんていうキーワードを入れておけば、
めったにテレビに出ない彼らを片っ端から録画してくれるということだ。
「趣味悠々:ペットの去勢手術と鳴き声」なんていう番組も録ってしまうかもしれないけれども。

他社の格安デスクトップも、メモリを強化したりテレビ機能のオプションを選択して...
なんてカスタマイズしてると、あっという間に10万円を超えてしまう。
ま、Sonyで揃えるのもソフトの連携などで何か良い事もあるだろう。
その程度の気持ちでボタンをクリックした。
そんなわけで、3台目のバイオがやってきた。

☆☆☆

まだ繋いだ、というだけなのだが。
面白いソフトがある。Flying Pointer、という。ウルトラセブンみたいだな。
2台のLANで繋がったPCの間を、一つのマウス操作で自由に行き来できるというものなのだ。

膝の上のノートの画面でコピーしたいファイルをドラッグして
そのままマウスポインターを画面の端までスクロールさせていくと
画面の端で、鳥が柔らかな壁を突き破ったがごとく羽が舞って消え、(このあたりの芸が細かい)
そのまま羽のついたポインターが離れた場所のデスクトップPCの画面に現れる。
ポインターはコピーしたいファイルを持ったまま。
で、ドラッグを解除すれば、そのままデスクトップPCにコピーが始まる。
このインターフェイスは、なかなか直感的にもわかりやすくて、なにより楽しい。


↑デスクトップPCに現れたポインター。画面の端から登場するときにも羽(?)が舞う。


↑羽がパタパタと動いているのです。操作してるのはノートPC。


↑ドラッグしたファイルを抱えたまま戻ってくる、羽の生えたマウスポインター。
 手を離したところで、コピー開始。簡単!

どうもフォルダを丸ごとコピー、なんていうのはできないようだけれども
ちょっとしたメモや、写真データ1枚だけ移動、なんていうのにはとても便利だ。
つまんでスクロールするだけなのだから。

ワイアで繋がっていない二つの離れた画面の間を
ポインターが行き来できるというのは、なかなか面白い感覚です。


異文化を身近に。 [自由研究]

仕事を早めに切り上げて、自宅近くのボーダフォンショップに寄ってみた。
今まで使っていたシャープ製のV301SHというモデルは
今時珍しく100g以下の軽さが気に入っていたのだけれども、
スクエアでビジネスライクで遊び心のかけらも無い、という感じに飽きてきたのだ。


ほんとに欲しいのは、↑こんなごくシンプルなモデルなのだが。
これは、イギリスに出張中に使っていたAlcatel。
プリペイド式で、また行ったときにカードを買えば使える。便利だ。
間が抜けた電子音がピコピコと鳴って、電話をかけ終わったら他には何の役にも立たない。
これでいいんじゃないだろうか、と思うんだけどね。

とはいっても、今のラインナップにこういう愛嬌のあるモノはない。
聞いてみると、NOKIAのヒョウタンのような形をした702NKに無料で変更できるという。
迷わずその場で変更することにした。色はボルドー・ルージュという、ちょっと気恥ずかしい名前。


ま、こんな形は国産メーカーは怖くて作らないだろうなあ。


でも、意外に持ちやすい。でも、ボタン類は押しにくい(苦笑
大昔にエリクソンの携帯電話についてきた付属のストラップをまた使いまわし。
細身で、変に金属のジョイントなんかを使っていないので、単純に使いやすいのだ。

インターフェイスは国産の一般的なものとは随分違うけれども
どういうつもりで作っているのか、考えながらいじると、なかなか楽しい。
何を優先して、その代わりに何を犠牲にするのか。
ポリシーの明確さが、妙に新鮮にうつる。

でも、この形、どっかで見たなあ....

と、思ったら。


これ、似てない?
懐かしのパーム105。引き出しの奥に眠ってた(苦笑
これに赤外線通信用のアダプターをつけて、docomoのエリクソンで出先でメール送受信!
なんてことも一瞬したのだ。面倒くさくて、ほんとに一瞬で終わっちゃったけど。

毎日のように使うものだけど、たかが電話。
便利なことは美徳だろうけれども、あまりに違和感無く、緊張感無く使うのは好きじゃない。
「今から電話をかけるのだ」、と考えないといけないくらい
取っ付きにくいコレでしばらく過ごしてみよう、という気分なのだ。

☆☆☆

買った状態で本体に入っていた待受画像がまた...脳天気と言うか、なんとも。



最後の画像のタイトルは..........キウィ。
まあ、ミトコンドリア断面顕微鏡写真とは思わないけどさ。
こんなの最新の携帯電話に入れるものなんだろうか?

この感覚は、わからん(苦笑


- | 次の10件 自由研究 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。