蘇鉄爆発中。 [植物について]
職場の駐車場の脇に蘇鉄が植わっている。
去年のちょうど今頃、大きめの一本の脳天から「ぼこん!」と
巨大マツボックリ状のものが生まれた経緯を
以前の蘇鉄の記事に書いた。
また、今年も驚かせてくれるのかなあ...
と思って見てみると。
足元の若い幹の中央から、何やら新しいものがニョキっと出てるではないか。
なんだかワラビやゼンマイを思わせる柔らかな感じ。
さっと茹でて、胡麻味噌で和えても旨そうだ。
でもいつの間に?数日おきに見てたつもりだったんだけどなあ。
去年、巨大マツボックリを生んだ幹の隣の幹(夫婦か)の頭には
玉葱形の膨らみができてから暫くするとはじけて
中から真っ赤な種(だよね?)がぼろぼろ出てきたのだけど...
そういえばその時に、ビルの管理をしている年輩の女性(みやこ蝶々似)が
「これねえ、2年に一度生え変わるみたいなのねえ」と言っていたのだ。
今年だ。
それがどうなったか、と見ると
ばーん。
既にその玉葱を突き破って新しい葉が爆発済!
かろうじて残っていた真っ赤な種も吹き飛ばされて....あらあら。
この間まで、そんなそぶりのかけらもなかったのに。
何か、エネルギー感じるなあ。
葉っぱの先は、まだ柔らかくてクリクリしている。
でも、陽射しに当っている間に、みるみる緑が濃く、硬くなっていくようだ。
一年の大半、動いていないように見えて、突然の世代交代。
不思議なものだなあ。
蘇鉄は両親が好きで、小さい頃からなじみ深い植物でした。子供心に、面白味のない植物だと思っていましたが、この新芽の伸長力の凄さにはビックリですね!そろそろワタクシ自身の「伸び」が止まって来たこの頃(笑)何とも羨ましい限りです。そうそう、蘇鉄の本体のパイナップルみたいな所、縦に切ったらどんなんだろうって思うのはワタクシだけ?
by 薔薇より綺麗な私。 (2005-07-26 23:26)
もう、ほんとに呆れる位ぐんぐんと、すごいんですよね。
私も蘇鉄そのものにはあまり興味ないんですけど
夏の蘇鉄は見ていてわくわくします。
私もズバっと大鉈で縦に割ってみたいデス。新芽の頭が覗いた時に...
できた新芽が埋まってるのかなあ。どきどき。
by harry (2005-07-27 00:20)
私の肌も突然世代交代して、プリプリの若肌に生まれ変わらないかしら。先日の事故で負った頬の擦過傷の後、見事に再生しましたよ。でもそこだけキレイでもね(^◇^;)あっ新生の肌だから日焼けには気を遣っています(^_-)-☆
by barbie (2005-07-27 01:14)
蘇鉄って…北国では植物園の温室くらいにしか生息していません。
そのせいか、南国チックな植物だなぁ、くらいに思っていました。
しかし、一連の世代交代劇を見ますと、なんだか、ジュラシックパークの
世界を思い出しちゃいました。これから、馴染みのなかった蘇鉄を眺める
目が…変わりそうです。札幌の今朝は、北上する台風の影響で、雨。
久しぶりのまとまった雨です。渇水気味だった牧草地や畑もこれで、
ひと息つくことができるでしょう。今日明日は、またまた軟禁生活。
雨音をBGMに粛々と作業が進みそうです(苦笑
by MORIHANA (2005-07-27 08:11)
植物には疎遠な僕にとっては不思議不思議です。
生への畏敬と言うか、やっぱり不思議です。
植物も生きてゆく事に、また子孫を残す事に必死なのでしょう。
by (2005-07-27 21:40)
胡麻味噌和え。。。美味しいかも。
二本ソテーして、ソテーツーとか、、、
ええと、お後がよろしいようで。
by nori_blog (2005-07-28 00:54)
蘇鉄といえば、拙宅の庭といーますか宅地の脇の私道に、伯母夫婦が30年ほど前にくれた蘇鉄の鉢植えがあります。
この蘇鉄なんですが、小さい鉢植えだったのが徐々に大きくなり、やがて台風か何かの拍子に横倒しになって、起こしても起こしてもすぐ横倒しになるので親父がそのまんまにしていたところ、横倒しのまま地面に接していたところから根が張り出し、今では鉢をつけたまま直植えのような蘇鉄になってしまっています(しかも30年モノなのでそこそこでかい)。
生命力を感じますねぇー(ってそーゆー問題じゃあ無いか)(笑)
by へー八郎 (2005-07-28 02:05)
昨日の晩遅くに出張から帰ったら、久々にずいぶん重かったですね。
遅レスで失礼します。
☆barbieさん、擦り傷にもさようなら、ですね。めでたい。
でも、もともとプリプリって印象があるんだけど(笑
やけ食いは危険ですよ。
☆軟禁中のMORIHANAさん、はかどってますか?
静かな雨なら、軟禁の身を嘆かずに済むではないですか(微笑
ほんとに、これって石器時代から変わってないんじゃないかな
という感じがしますね。言われてみると。
とすると、柔らかな新芽はトリケラトプスあたりがムシャムシャと...
☆eddieさん、そう、必死なんでしょうね。
花をつけるのも、そう考えると目的があって咲いているんですものね。
職場のガーデナーが「花がつかないんですけど」というお客さんからの質問に
「まあ生命の危機を感じて、花がつくわけですから」とサラッと言ったのを
新鮮に感じたことがあります。
☆Noriさん、旨そうでしょ。ふわふわで柔らかそうなんですよ。1日だけ。
やっぱり夏こそアメリカン・パーティ・ジョークですね(笑
おかげで何処からか涼風が....
☆ヘー八郎さん、その鉢、見たいです!
地植になって、なお鉢が着いてるってところがNICE!ですねえ。
本末転倒、というか、なんというか.... 執念を感じます。
ううむ、ほんとに見てみたい。是非。
by harry (2005-07-28 22:55)