異母兄弟に遭遇。 [Cagiva Cucciolo]
過日、ある輸入スクーター専門店の前で
ちょっと珍しいスクーターに遭遇。
今はなきItaljet社のTorpedoという、仔犬号と同じ125ccのエンジン・タイアサイズ
(前16/後14インチ)のスクーター。
本家PiaggioのLibertyと同時期、5年前くらいに輸入されたのではなかったかと思う。
今見ても細部のデザインなんかは凝っていて、古臭くない。
ちょっと凝り過ぎ、という感じがしなくもないけど。
このクラス、125ccで大径車輪のスクーターって、イタリアではずっと二輪総売上の最上位にいた。
アプリリアのスカラベオが起爆剤になって、どの会社もこのスタイルの商品を投入して
以来ずっと活気があるみたいだ。ここ1、2年で売れ筋は200~250ccに変わってきたみたいだけど、相変わらず大きなタイアのスクーターはメジャーなのだ。
乗ってみればわかるけれども、安定感とそこからくる安心感は普通のスクーターとは随分違う。
日本ではどうしてもカブのイメージが強すぎるのかな?
こうやって見ると、同じエンジン&タイアサイズとはいえ、きっちり別物に仕上がってる。
エクステリアデザインだけじゃなくて、着座位置とかステップとの関係、ハンドルの幅なんかも
それぞれの会社の主張がきちんと表現されている感じがする。
本家PiggioがLiberty=自由、そこから出てきたのがTorpedo=シビレエイ(?)とCucciolo=仔犬。
そう思ってみると、たしかにエイや仔犬に見えなくもない....くもない。か。
綺麗に乗られていて、きっと気に入っているのでしょう。
またどこかで会えるかなあ。
やっぱり、イタリアンスクーターは割高なイメージが強いんじゃない。
by pon (2005-03-21 10:39)
たしかに。このトルペードなんて輸入された当時の価格、\415,000!
それに加えて「すぐ壊れる」ってイメージも強いし。
なんか、こう書くといいことないみたいだ(苦笑
by harry (2005-03-21 10:47)
流れるようなデザインがいいですね。色もシャンパンゴールドっていうのかな。いい色ですね。
by barbie (2005-03-21 11:23)
免許制度の関係で、イタリアのメインマーケットは125ccと聞きました。
ここ数年で2st車が激減、代わりに4st200cc~500ccが増えたカンジ。
日本の教習所で大型が取れるように、イタリアの免許も緩和されたのかな?
イタ車は、バイクも車も壊れるのが伝統なので、笑って許せないと買えませんね(笑)
by GS-XR (2005-03-21 11:39)
昔,近所の人がアルファ155乗ってて,「失礼ですけどよく壊れるってうわさですよね。」て訪ねたら,「年の半分は入院です。」ですって。おーこわ。
by ccq (2005-03-21 23:16)
本日も張り切って休日出勤中であります(涙
☆これ、いいですよね。脚長のbarbieさんにもぴったりです。
☆GSさん、自動車免許で125cc迄乗れるんでしたっけ。
でも、最近のイタリアのベストセラー常連にT-MaxとMajestyが入ってて
やっぱりだんだん世界は均一化していくのかなあ、などと思ったり。
☆ccqさん、アルファは最近劇的に品質向上したみたいですよ。
私も昔おんぼろヨーロッパ車に乗り継いでた頃は、何時止まるかと
運転する度にひやひやで。スリルあり過ぎでした。
by harry (2005-03-21 23:28)